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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

宮島での国際会議

昨日と一昨日は広島の宮島でやっていた国際会議に出席するための出張でした。素粒子というより,高ネルギー原子核を中心とする幅広いというか,ケイオスというか,種々雑多なトピックスを扱う会議で,その中のセッションの一つにヒッグスと新しい物理の探索,みたいなセッションがありました。そのセッションのコンビナーだったので,実際には他のコンビナーの人がほとんど全ての仕事をやってくれていたのですが,当日だけは念のため,ということで現地に行きました。

まあ,そのセッションは私にとっては目新しいことはないのですが,素粒子物理でない私にとっての異分野の会議を目の当たりにするというのはちょっと新鮮でした。他の分野の人からFundamentalist呼ばわりされる素粒子物理屋にとっては,指導原理なしにモデルを構築してそれが実験を再現すると言われても,だからどうしたくらいに思ってしまいますし,もっと正直な感想としては,それって何にもわかってないのと一緒じゃん,とまで感じてしまいます。でもそれが素粒子物理以外の分野の研究では普通で,やればやるほどわからなくなり広がりを持つのが研究なんだと,他分野の人からはよく言われます。

Fundamentalist vs Generalist という価値観のぶつかり合いが素粒子物理屋とそれ以外の研究者の間にはある,というN大学のSさんの言葉が最近の私のマイブームになりつつあるのですが,ちょっとでも他分野の話を聞くと,そのぶつかり合いというのがどういうことなのか,非常によくわかります。

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