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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

数え方

先日、大学の同僚(別の研究室)と食事をする機会があり、その時にノーベル賞受賞者輩出大学の数え方が話題になりました。というか、話題を提供したのは私ですが…。

どっかで聞いた(読んだ?)話では、南部さん所属のシカゴ大学はノーベル賞受賞者を80人以上輩出したとか。シカゴ大はもともと研究嗜好の強い大学で、学部生よりも大学院生のほうが多いくらいで、かつ、アメリカのトップランクの大学ですから、ノーベル賞受賞者が多いのはわかるのですが、それにしても80人超というのは信じ難い数字です。ロックフェラーが設立した大学でIVYリーグなどの名門と違った意味で裕福な大学なんですね。だから、優秀な、有名になった研究者を多く引き抜いているという現実があり、大学を卒業したという意味ではなく、所属した研究者を含めての数ならば理解可能な数字なのですが…本当のところどうなのかはわかりません。

しかし、アメリカにはやっぱり凄い大学が多いですよね。反論を受け付けない私の独断と偏見で選ぶ超がつくトップ大学は、IVYリーグからハーバード、プリンストン、西海岸からはUCバークレーにスタンフォード、中西部の雄がシカゴ大、そして理工系大学ですが、自分が物理ということで、東のMITと西のCALTechを入れた7校です。大学の実績等全く無視で自分の研究歴でのイメージで選んだベスト7ですが、どの大学も優秀な物理屋が多いです。

ですが、面白いのは校風というか、大学の雰囲気が全然違うことです。日本の大学は多かれ少なかれ似通っていますが、その辺は個性があって面白いなと思います。例えば、IVYリーグやスタンフォードはやはり裕福な学生が多いですしキャンパスには伝統を感じます。UCバークレーは未だに70年代が大学に残っています。ヒッピーみたいな人たちがまだうろうろしていて、かつ街もそういう雰囲気なんですね。とはいえ、私が数ヶ月バークレーにいたのはすでに5年ほど前なので、もしかしたら今は変わっているのかもしれませんが…でも、あの強烈な個性は残っていて欲しいものです。

あと面白いのは、同じ大学でもキャンパス内で雰囲気がガラッと変わることがあります。例えばプリンストンのキャンパスでは、学部生の寄宿舎周辺は非常に華やか。学生が乗ってる車がBWMだったりポルシェだったりと、まさにIVYリーグという感じです。が、大学院生がいる場所はそんなことなくて、ごく普通の学生がたむろしています。大学院生は成績優秀で奨学金をもらっている学生が多いのに対して、学部生は非常に高い授業料と寄宿舎などを払わないとならないので、自然とそういう棲み分けが発生しているんでしょうね。

あ、日本の大学のキャンパスと同じな点も1つあります。どの大学も文科系のスクールのある場所は華やかですが、理科系、特に物理あるいは工学などのスクールがある場所は…いやあ、なんと表現すればよいんですかね。読者のみなさんの想像にお任せしますが、そういう違いは日本のキャンパスと一緒ですねー。


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