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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

シフト中

と言っても,CERNにいるわけではありません。いつも通り大学のオフィスです。

大型実験にありがちなデータクォリティモニターのシフトというやつで,コントロールルームにいる必要はなく,どこでやってもいいという負担の少ないシフトです。私は昨日と今日がそのシフトで,そのために大学に来ているというわけです。昨日は,解析関連のミーティング,EPSという会議に出す結果をATLASグループとして承認するかどうか,というのが行われていたので,私も当然それに参加。その前後は,解析ノートの最終的な仕上げのために忙しくしていたので,その合間にやるデータクォリティチェックという作業は,隙間の時間にやる仕事としてはわりと効率的でした。

ところが今日は,このランをチェックしなさいというノルマが課せられているのですが,肝心のデータがまだプロセスを終えておらず,何のチェックもすることができません。ATLASなんかは収集するデータが膨大ですし,そのデータを処理するのも超強力なコンピューティングパワーを持ってしても莫大な時間がかかります。そこで,その日収集したデータを全て処理する前に,データの一部分を素早く処理し,各検出器に異常がないか確かめ,あるいは,そのチェックで得られた情報をもとにフィードバックをかけて,未処理になっている大部分のデータの処理を開始します。

私がやっているデータクォリティのシフトは,データの一部分を使って素早く検出器の挙動をチェックする,という段階に対応します。私はシリコンストリップ検出器というのを担当しているわけですが,同じようなことをしている人間が各検出器+αいて,全員のOKが出ているデータのみが物理解析に使われることになります。ですが,今日は,その一部分のデータ処理が終わっていないために,検出器の振る舞いをチェックしろと言われてもできない。データ処理を待っているというわけです。

連休に大学にやって来て,チェックすべきランが山積みだったらやる気おきますが,ただ待ってるだけというのは力が抜けます。ちなみに,LHCは先週メインテナンスのために運転を休止していて,今週はそこからのリカバリー状態です。一昨日あたりから物理データの収集を始めていますが,ルミノシティが低い上に,安定してビーム衝突している時間も短いので,収集したデータそのものも非常に少ないです。ですので,より一層やる気が上がりません。自分のシフトの時は,いや,別にそうでなくてもなのですが,ガンガンデータを取っているとき,取れるときのほうがシフトのやり甲斐があります。

って,ホントにいつになったらexpress streamのプロセス終わるんだろう…。

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