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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

不思議な判決

色々なところで話題になっているようですが,小学校の校庭からサッカーボールを間違って道に蹴り出してしまった子供の親が1500万円の賠償金を求められた裁判結果は,非常に不可解です。最初の報道のときに,どういう論理でそうなったのか説明して欲しいものだと思っていたところ,数日前に,なぜそういう判決になったか,みたいな記事があったのですが,中味は私にとっては意味不明というか,判決理由については解説されておらず,謎は謎のままです。

子供のボール遊びに過失を問われて突然1500万円というのは,晴天の霹靂というか,隕石にでも当たったというか,道で突然怖い人に金をふんだくられたような,とてつもないアンラッキーです。子供が悪意を持って道行くバイクを狙ったとかならわかりますが,新聞を読んだ限りではそういうことはなさそう。むしろ,子供が起こす事故などに対する損害賠償保険に入っていたがために,保険屋とバイクでこけた年寄りの遺族との交渉がうまくいかず裁判になったということが強調されていました。

それから,マスコミのいつもの論調として,柵を高くするなどの安全対策を行っていなかった学校の責任が問われないのが不思議,的な見解がありました。なんでもかんでも,国や市,公務員のせいにしたがるマスコミのほうが不思議です。

しかし,本題というか,元の疑問に戻りますが,本当に理解不能な判決です。アメリカなどでは学校の近くは,物凄く制限速度が厳しく設定されています。スクールバス近辺なんて,走る地雷みたいなもので,止まっているクスールバスを間違ってでも追い抜こうものなら瞬時に捕まってしまいます(学校の近くでは警察がよく張っています)。あ,いや,問題は,捕まるかどうかということではなく,それくらい子供に対しては配慮しています。そこまでやれとは言いませんが,普通,校庭や公園の近くの道では,運転する方が何か出てこないか注意するのが普通なんではないでしょうか。その注意を怠るような人間は,車もバイクも運転する資格がないように感じます。

余談ですが,最近私は車を運転するようになったわけですが,日本の運転慣習にはヒドく違和感を感じます。色々あるのですが,その中で特に気になるのが,広い道でも狭い道でも,市街地でも住宅地でも同じくらいの速度で走る人の多さです。ぶっちゃけ,広い道ではみんななんでこんなに遅いんだろうと感じるのですが,住宅地では,なんでそんな早さで走って怖くないんだろう,ってくらい速いです。ほとんど速度差ないんではないだろうかというような走りです。人やモノが飛び出してこなければもちろんそれでいいですが,住宅地を飛ばす人というのは,人を轢くことなんて怖くないんでしょうかね。他にも信号無視が多いとか,ヘッドライトを暗くなってもつけないとか,本当に違和感多くて運転嫌いになっています。

おっと,話をもとに戻しますと,さらにバイクで転倒して入院。それが死亡との一因と認められたというのも,ビックリです。普通だったら,サッカーボールごときのせいでこけて怪我なんて,という感じですし,さらに怪我したとしてもせいぜい骨折程度と思ってしまいます。サッカーボールで死んでしまうような運転技術の人間に運転する許可を与えている団体や,そんな人間にバイクを売る企業の責任を問うて欲しいものです。歩く,じゃなかった,動く凶器,狂気です。

こんなところで私が怒りをぶちまけても仕方ないのですが,一番可哀相だと思ったのは,当事者の子供です。聞くところによるとこの裁判にすでに6年だか7年かかっているとか。校庭でサッカーをやってボールを外に蹴り出してしまっただけで,こんな一生ものの精神的負担を負わされるなんてあまりに可哀相です。金の問題ではなく,一生凹んだ気持ちを植え付けられてしまい,それが可哀相で仕方ありません。

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