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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

Dzeroの結果

Wを含むイベントのdijet massにピークがあるというCDFの結果ですが,Nさんの話ではそのピークの統計的優位さがなんと5σに達しつつあるとか。こっそりと(おおっぴらですかね?)ATLASも(おそらくCMSも)同じようなセレクションをして変なモノがあるかどうか探していますが,そういう怪しいモノは見えないというのが一応のコンセンサス。いや,ハッキリした書き方をしないのは,そういう解析をしている人たちの解析の詳細を私がフォローしていないからで,深い意味があるわけではありません。

CDFと同じTevatronで実験をやっているDzeroは前々からそんなもの見えないと言ってましたが,昔一緒にDzeroで研究をしていたEくんの情報で,Dzeroも結果を公表,Wine&CheeseセミナーというFermiabでは重要なセミナーでその結果を発表したということを知りました。が,結果は相変わらずネガティブ。

Dijet mass by Dzero

この絵が彼らのdijet mass分布です。黒点がデータ。赤のヒストグラムがDibosonの期待値。白のヒストグラムがCDFのクレームに対応するピークです。って,プロットしか見ていませんが,黒がデータというのは嘘ですね。データからDiboson以外のバックグラウンド(W+jetがdominanntでしょうか)を引いてますね。まあ,いずれにせよ,Dzeroも相変わらず変なピークは見えないと主張しています。

統計がこれから劇的に増えて自動的に結果が変わるということがCDF,というかTevatronではありませんので,解析手法を変える以外にCDFでピークがなくなることはありません。抜いた刀を戻せなくなってしまったわけですが,最後だからやっちゃったんでしょうかね。

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