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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

久々出張

一昨日は久々の出張でした。と言っても東京への日帰り。それなのに,超久しぶりだったからなのか,自分でも驚くくらい疲れました。普通だったら月1回,下手したら2回のCERN出張をこなし,その間に国内出張があったりするのに,日帰り東京出張でこれほど疲れるって,去年までの自分と今年の自分が同じ人間とは思えません。慣れって恐ろしいというか,逆に,出張でどんだけ体を酷使していたのかと思い知らされます。

行き先は東大で,東大に行くときの私の最近の楽しみは,龍岡門の近くにある小さなあられ屋さんでの買い物。今回も3種類ほど買ってきて家で楽しんでいます。店主が高齢なので閉店をいつも心配しているのですが,今回は1年ぶりくらいだったので,行く前はやってるかどうか本当に心配しました。ぜひ健康で長く続けて欲しいです。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

オンライン会議辛い...

CERNでcollaboration meetingをやるときは,オンラインであってもCERN時間でやります。日本で行われている実験では,日本でやってる実験なのに外国人の都合に合わせるらしく,私は先週,日本でやってる2つの実験計画の委員会に外部委員として出席したのですが,開始時刻はそれぞれ21時と22時。しかも驚きなのは,2つの実験計画のうちの1つでは今回4日間委員会があるのですが,その4回がそれぞれ土日金土。週末を2週連続で潰しにきました。

昼間は通常の勤務をして,夜家に帰ってからATLAS関連のミーティングというのは,ある意味ATLASグループの人間にとっては通常通りです。ただ,これを毎日は繰り返せませんから,自分で参加するミーティングをコントロールします。しかし,今回のように外部委員会だとピンポイントで日時を指定されるので自分でコントロールのしようがありません。自分がやってるATLASだったら元々海外でやってる実験ですから,夜中のミーティングは仕方ないのですが,日本で実験をやってるのに,昼間は通常通りの研究活動をこなし,夜になってから海外とオンラインミーテイングというのは,相当に無理があるように思います。もしそれが続いたら,朝出勤,夜は1時2時までオンラインミーティング。これが毎日続くことになります。

いやー,オンライン会議は,コロナ感染を防ぎ,過労死を促進するためのツールなんでしょうか。

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明日からオンライン物理学会

ふと気づくと,明日からオンライン物理学会です。あ,物性は先週で,素粒子原子核宇宙分野が今週です。さらに,ふと気づくと,非常に久しぶりに学会で自分のトークがあることに気づき,相当慌てて準備を始めました。。

しかし,通常だと学会に参加するときは出張になり,基本的には会場に1日中いることになりますが,今回はオンラインのため日常の業務が普通に入ってしまっています。つまり,他の人の話を聞く機会がいつもの学会に比べて非常に少ないです。会場に缶詰状態なら4日間参加も可能ですが,オンラインで朝から晩まで4日間参加し続けられる人ってどれだけいるんでしょうか。しかも学会で重要なのは,休憩時間に普段会えない色々な人から話を聞くことですが,それも当然なし。これでいいのか学会??

せっかく準備をしても,話を聞いてくれる人がいないと寂しいですし,ギャグを言ってもみなさんミュートなので反応はわからないし,やる気が盛り上がってきません。

修士の学生は,1年の秋はまだ研究を始めたばかりで学会発表はなし。その次の学会からトークをする人が多いのではないかと勝手に推測します。すると今M2の人は,最初の秋はスキップ,次の春は学会なし(スライドの準備だけさせられる),今回はオンラインとなって,今のところ本当の学会に参加する機会がないままです。ぜひに,次の春学会は通常開催していただきたい。

と言っても,学会だけでなく,大学の姿勢がひどくて,多くの大学で学生の出張を厳しく制限しています。今のような状態だと学会をやる意味がなくなってしまいます。素粒子原子核分野に特有の問題かもしれませんが,研究現場である研究所に行けないと教育を受ける機会を大幅に失います。アメリカでは対面の授業がなくて授業料の対価に見合わないと大学を訴える学生がいるそうですが,研究現場に行けなくて研究が滞っている学生も多くいるはずです。海外出張はおろか,国内出張を認めていない,あるいは障壁を大きくしてなかなか出張させない大学もあり,私たちATLASグループもそれなりの影響を受けています。これでいいのか大学??

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領土問題土地問題

世界中に国境問題があります。日本でも近隣諸国と問題を抱えていますし,最近は,中国とインドが緊張状態です。こういう土地問題って,様々なレイヤーでそこら中にあります。KEKでも同様の問題があります。

実験スペース,あるいは検出器を作るためのスペースが欲しいという実験グループは多くありますし,研究開発をKEKで行いたいユーザーも多くいます。自分たちが必要なときだけ使い,必要なくなったらそのスペースは返すという当たり前のことをしてくれるグループがある一方で,第3者から見ると全然使われていないスペースがそれなりにあるのに,その管理者に片付けをお願いしても既得権益を主張して移動してくれない研究グループもあります。上意下達が徹底されているグループはいいのですが,そうではないグループ(というか,グループの体をなしてなくて,古くからいる人が勝手に居座っているような場合)だと,この土地問題が顕在化します。

私にはATLASグループ以外にも色々な立場があり,KEK内の立場の上の人からは,実験スペースを有効利用するためにスペースを整理できないかと言われ,若い人たちからは,実際にスペースが必要なんだからなんとかスペースを準備してくれとお願いされ,上下両方向から土地問題を解決せよという要望が来ています。ということで,某F実験棟の責任者という立場からまずは動き始めているのですが,土地問題はこじれると全く動かなくなってしまうので,気の重いタスクです。。。

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測定器開発優秀修士論文賞

素粒子原子核宇宙分野の物理学会は,再来週オンラインで行われます。学会でのトークはかなり久しぶりなのですが,今回はテストビームラインについて喋ります。他の予定とのすり合わせがあるので,学会のプログラムを見て自分のトークがいつなのかを調べたのですが...

私,測定器開発優秀修士論文賞をもらえるのでしょうか???
春の学校では毎年賞を出していますが,自分がもらうことなんて滅多にないので嬉しいです。

(物理学会のプログラムを見ることができる人にしかわからないネタですみません。。)
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鎖国

総研大は外国人学生比率が比較的高く,ATLASグループでも中国国籍の学生が10月に入学する予定です。審査したのはだいぶ前で,10月はまだまだ先だと思っていましたが,ふと気づくと今日から9月。ですが,コロナの影響で外国人に対するビザ発給が止まっているため,仮に入学手続きしても日本に来られないという状況になっています。入学手続きをして,日本に来られない間はオンラインで授業しようかという話をしていますが,いつ入国できるかわからない状態の中そのように進めてよいのかどうか,入学予定の学生と担当教員のTくんが相談しているのですが,いやはや,なかなか難しい問題です。

ということで,外務省のウェブサイトで状況を調べてみましたが... 完全に鎖国状態ですね。オンラインだかバーチャルなんちゃらとか言ってますけど,対面なしで教育できることには限りがあります。外国との往来だけでなく,大学も鎖国みたいな状態になっていますが,この状態がいつまで続くのか。。家でも職場でも,大学生が可哀想すぎるという話題がしょっちゅう出ていますが,ほんと早く今の状況が変わって欲しいです。

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