FC2ブログ

ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

CERN寒いです

先週は,纏めて代休をとり優雅な1週間にしようかと目論んでいたのですが,結局九州大に出張して,ピクセル検出器モジュールの組み立て工程の確認や組み立てに関する企業との打ち合わせに参加してきました。その隙間に科研費の書類を書いてようやく提出。という感じでかなり慌しい1週間でした。

そして今週は,RRBという会合に出席するためにまたCERNに来ています。このRRBというものにはスーツで参加するので,たった数日間だけなので全行程をスーツで行動します。今回は,コートがないと少し寒いかなと心配はしていたのですが,日本ではコートはおろか,私の場合ジャケットを羽織るのでさえも少し暑いのと,外を歩くことはそんなにないだろうと思ってコートを持ってきませんでした。そしたら,なんだか知りませんが,ここ数日凄く寒いみたいで,昨日の晩の空港からCERNへの移動は難儀しました。いつものように,バス+トラムで移動したのですが,その待ち時間の寒いこと寒いこと。その移動だけでなく,Hostelとメインな建物のの間の行き来とかも寒くて震え上がっています。前回はHostelの部屋の暖房がまだ作動していなくて寒かったですが,今回もまた寒い思いをしています。CERNでは寒い思いをするのが,最近の私の運命のようです。ちなみに,天気予報を見ると,私が日本に帰る日以降はまた普通の気温に戻るみたいです。うーむ。。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

エキスポセンター11月24日

火曜日は,秋葉原にて記者さんを集めてメディア懇談会。トップ湯川とボトム湯川の直接検証を中心に,LHC/ATLASについて説明をしてきました。熱心に聞いてくださって,やり甲斐感のある催しでした。パソコンとプロジェクターを接続するためのアナログRGBケーブルが用意されていなかったのには,かなり動揺をしましたが,紆余曲折の末なんとかなったのは幸いです。ミーティング,授業,講演会,その他もろもろで,これまでの人生で1000回を超えるのではないかと思うくらい,パソコンとプロジェクター接続をしてきましたが,アナログRGBがなかったのは初めてです。ヒッグスの崩壊比でたとえるとγγよりも小さい確率のような気がします。。

一昨日と昨日は,浜ホトでの打ち合わせのため,浜松出張。ストリップセンサーのQCに関して熱い議論をしてきました。結論はまだ出ない話で,私は今度はATLASシリコンアップグレードmanagementと熱い議論をしなければなりません。憂鬱です。。

そして今日はBelle2の財政委員会。私はなぜかBelle2の予算消化を監視する委員のメンバー(Scrunity Groupというやつですね)になっているため,そこでの議論のアウトプットを報告しなければなりません。ですが,今日この委員会があることをすっかり忘れていて,代休を取ろうとしていました。あまりに出張続き,かつ,休みがないので,今日休んで3連休にしようと企んでいたのですが,その夢は消え去りました。。

ごちゃごちゃ書きましたが,最後に重要な宣伝を。
11月24日にエキスポセンターで行う上演&講演会
のウェブサイトがエキスポセンターで立ち上がりました。KEK広報にもウェブでの宣伝の準備を依頼していますが,そちらはまだみたいなので,とりあえず,エキスポセンターのだけ紹介しておきます。宣伝よろしくお願いします。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

500フランの行方

ロンドン経由で羽田に到着したところです。

今回のCERN出張では,仕事以外で一つやろうと思っていたことがあります。トラベラーズチェックの換金です。出発前に,古ーーーいスイスフランのトラベラーズチェックを見つけたので,CERNに行ったら銀行で換金しようと思っていました。ところが結論から言うと,不可。CERN内にあるUBSに行ったのですが,もしそこに口座を持っていて,その人名義のトラベラーズチェックだったら換金,というか正確には口座に金を振り込んでくれるけど,その条件以外では不可能だと断られてしまいました。。

仕方ないのでウエブでちょこっと調べてみたところ,トラベラーズチェックはどの貨幣でも今は取り扱われなくなりましたが,特にスイスフランの取り扱いは激減しているみたいです。スイス国内ではほぼ換金できないような状態らしいので,じゃあ,と思ってさらに調べてトラベレックスならできることを確認,で,羽田到着後に行ってみたのですが... ここでも不可。アメックスのトラベラーズチェックを換金できるとウェブにあったから来たのに,と,ちょっとプチクレームをつけた,いや,違います,丁重にお尋ねしたところ,なんと,アメックスは確かに扱っているが,スイスフランだけは換金できないとのこと。参りました。

仕方ないので,出発フロアにある外貨両替をやってる銀行に2軒行ってみたのですが,ある意味予想通り,スイスフランのトラベラーズチェックは取り扱っていませんでした。

いやー,どうなるんでしょう。このトラベラーズチェックの行方。500フランもあります。たぶん,私がATLASをやり始めた頃に作ったものなので,10年くらい前のものに違いありません。うちは夫婦揃って金の管理が甘いので,この手のことがよく起きます。CERNでも周りの人に言ってたのですが,もはや高い手数料を取られても構わないので換金できるところを探し出したいです。明日,早速アメリカンエクスプレスの窓口に電話をしてみるつもりです。って,そういう行動をすぐ取れる人はこういうことにはならないわけで,本当に行動に移せるかどうか。。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

記者勉強会

今回のATLAS collaboration meeting では特に大きな動きがなく,わりと平穏な1週間でした。アップグレードに向けたMoU関連が活発に動いているといえば言えなくもありませんが,各国の分担については先月はピクセルに関して毎日メールやSkypeで調整を行っていましたが,その動きもほぼ固まりつつあり,今回のATLAS Weekではmanagementに呼び出されてお願いされるというようなこともなく,個人的には比較的静かな週でした。

そんな私の最近の1番の心配は,浜ホトのセンサー価格が想定よりも高くならないか,ということです。ATLASのストリップセンサーだけでも170平米くらいのセンサーを使うのですが,その2倍以上のセンサーをCMSも浜ホトに発注する予定で,短期間に大量な生産を行うには設備投資をしなければなりませんから,価格が上がっても不思議ではありません。浜ホト側も,ピークでの生産数が増えてしまわないように,フラットなプロファイルで発注して欲しいと再三言って来ているのですが,発注する研究者側のスケジュールはどんどん遅れて,生産とその後の組み立て組み込み作業の時間がどんどん圧縮されて,浜ホト側が望ましいと考える発注プロファイルとはどんどんかけ離れていってます。欧米の計画なので,当初の予定よりもどんどん遅れていくというのはある意味普通ではあるのですが,私が個人的に納得いかないのは,レビューの多さです。設計最終審査,量産前審査,なんちゃら審査...と気が狂うほどのレビューがあり,もはや設計と開発は,安くて性能のよいものを作るためではなく,無限にあるレビューをクリアするためにやっているのではないか,と思えるほどです。

話が脱線しましたが,そんなわけで,浜ホトとの打ち合わせ意思疎通が極めて重要な案件になりつつあり,それで,先月は2回浜松へ行きました。今日明日が,日本への移動日なのですが,そんなわけでまた急に浜松へ行かなければならなくなり,水曜と木曜に浜ホトへ行ってきます。

長〜い前置きがああり,ようやく,表題のことなりますが,火曜日には東京で記者勉強会というものを開催します。KEKが半定期的にメディアの人達を集めて研究内容について説明するという催しで,今回は私がLHC/ATLASのことを説明することになりました。一般公開向けの内容をもとにはするのですが,こういう企画に来てくださる記者さんたちにとっては,標準的な一般公開向けだと少し易し過ぎるのでそこら辺の微調整をしつつ,スライドを作っています。今までも,LHCに関して多くの報道をしてもらっていますので,この流れが切れないように,宣伝を頑張ってこようと思います。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

音響

ATLASのcollaboration meetingをやっている場所は,CERNのmain auditorium(ヒッグス粒子発見のときにセミナーをやったのもここ)なのですが,発表者の声がくぐもってしまい,非常に聴きにくいです。今回に限った話ではなくずっと前からそうだったか記憶にないのですが,とにかく今回発表者が何を言ってるかわからなくて困っています,というか。いました。もともと英語力が最低なので,音がクリアに聞こえても英語が聞き取れずにいつも苦労しているのですが,今回は,本当にあらゆる発表者が何を言ってるかよくわからなくて困っていました。

が,T工大のJくんが,テレビ会議に接続してイヤホンで音声を聞くと物凄くはっきり聞こえる,と教えてくれたのでそれを試してみたところ... ホントです。驚くほどクリアに音声が聞き取れて,発表者が何を言ってるのかちゃんとわかるようになりました。けど,これって,auditoriumの音響が最悪ってことですよね。発表者の音声が聞き取れないくらいですから,質問する人の言ってることはもっとわかりません。全席に個人用のマイクがあるので音量的には十分聞こえてよいはずなのですが,いやー,これこそ全く何言ってるか私にはわかりません。

前からこんなに音響悪かったかなぁ。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

いつが夜なのか

先々週オックスフォードで,先週は日本。で,今週はCERN。というように,日欧を行ったり来たりしているので,普通の時差ぼけとは違う状態になっています。いつもだと,ヨーロッパに来た時は,2時か3時に目がさめるのでそのまま起きてしまい,晩はなるべく早く21時とか22時とかに寝てしまい,なるべく日本にいるときと変わらないような時間帯で生活します。とはいえ,日が経つと徐々にヨーロッパ時間にズレていってしまうのですが,まあとにかく,なるべく日本と変わらないような時間に寝起きして,日本に戻った時に少しでも時差ぼけがないようにしています。

ところが,今回はなぜか,午後から晩にかけて(=日本だと深夜から早朝)あまり眠くならず,朝方から午前中にかけて異様に眠くなります。日本では昼から夕方にかけてなので,日本にいたとしても眠くなる時間帯ではありません。体内時計が完全に狂ってしまっているとしか思えません。体が,いつが夜なのかわからなくなっているみたいです。このように,日欧を1週間ごとくらいに行ったり来たりする生活が年末まで続くのですが,この先,体内時計がどう狂っていくのか興味深々です。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

3連休3連続消失

日本は体育の日を含む3連休でしたが,私は土曜にCERNへ移動。今週はATLASのcollaboration meetingです。これで,最近あった3連休を全て失いました。敬老の日の3連休は学会,秋分の日のときはOxford,そして今度の体育の日はCERN。連休とイベントが重なり続けています。。

ATLAS Weekですが,ATLAS関連ではないのですが,今日初めて知って驚いたのは,先月末にCERNであったワークショップで理論屋が無茶なトークをしてCERNに出入り禁止になるという事件(?)があったそうです。スポークスパーソンのトークにその話題があったので色々ググってみると,BBCでも取り上げられるほどの大きなニュースになっているそうで...最近のdiversityの動きは本当に恐ろしいということを強く思い知らされました。

ワークショップのindicoからはスライドがすでに消されているのですが,ウェブで探すと,そのスライドが見つかったので眺めてみました。内容について下手なことを言うと私も抹殺されかねないので何も言いませんが,最後のスライドを見ると,本人は抹殺されるのを覚悟でトークしていることがわかります。今はdiversityに対して何か物言うのは命がけです。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

何人辿ると...

今年は,日本人がノーベル医学書を受賞しました。大昔からノーベル賞級の研究成果が何個もある凄い人なんだとか。そういう人がちゃんと受賞してめでたいです。

新聞等の報道をあまり見ていなかったので,受賞のニュースを知ってもしばらくはなんとも思わなかったのですが,ふと気づくと京大の研究者。高校の時に最も仲よかった友達の一人に京都の医学部を経由して医者になったヤツがいるので,「もしかして知ってる?」とメールをすると,大学の時に授業を受けたことがある。今の同じ職場には,ノーベル賞受賞者の息子が同僚としているとのこと。いやー,世間ってホントに狭いものです。

知り合いの知り合いの...と辿ると,6,7人でアメリカ大統領まで辿れるとか言いますが,本当に辿れそうに思ってしまいました。まあ,ランダムだったら,一人の人が知り合いが100人いたとすると,100の5乗で100億となり全世界の人まで5回で辿れてしまうわけですが,実際には属する集団ごとに隔たりがありますからね。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

勤務体系

KEKでもタイムカード導入か,というのが最近話題になっています。元々,研究者の勤務(?)体系は普通の人と大きく違うので,労務管理が非常に難しいことは,このブログを読んでる方なら想像がつくかと思います。

しかし,今日感じたことは,研究者の勤務体系ではなく,残業すると手当てがもらえる仕組みについてです。世の中には,残業をすると手当てをもらえる会社がありますよね。その仕組みって理不尽だなぁ,と実感する機会が最近ありました。テキパキと仕事をこなして定時に帰るよりも,仕事の遅い人が締め切りに間に合わなくて残業したほうが収入が増えてしまうことがあるわけですよね。わかっていることではありますが,自分はずっと研究者で身の回りにそういう案件が発生せず,ある意味他人事でした。

こういう理不尽さを感じながら仕事をしている人もたくさんいるのですよね。私たちの勤務体系も矛盾だらけで,多くの人が不満を持っているのですが... 世の中難しいことだらけ,誰もが不公平感を持たない仕組みを作るのは難しいです。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

オックスフォード雑感

昨日から今朝にかけての台風の風はなかなか強力でしたね。家の庭にある木が一本倒れそうになっていました。どうにかしないとなりませんが,さて。。KEKでは,古い物品を保管しているテントの屋根が激しく破損しました。古い世代にしかわからないかと思いますが,横たわったガンダムかザクかグフが収納されているかのようなテント倉庫が幾つかあります。それらが軒並み破れまくりで,ひどいものはほとんど屋根がなくなっています。

強風ネタはさておき,土曜日にオックスフォードから戻りました。出不精な私ですが,今回は割と楽しかったです。なんといっても良さげなパブがたくさんあって,本場のエールを各種楽しみました。そこで学んだのですが,樽から手動ポンプ(日本の居酒屋にあるようなレバーを下げるとガス圧で出てくるものではなく,シャンプーなんかの容器にあるように手で押すもの)で次いでくれる生(?)エールはどれもボトル詰めされているものよりも味が薄かったです。色々試すとそれぞれ風味にも味にも個性があることがわかるのですが,とにかく,一様に味が薄め。試しにボトル詰めされているものを何種類か試すと,それは,私がイメージするエールの濃さ。本当は同じ銘柄で両方を試せれば正確なことを言えるのですが,そこまでは試すことできませんでした。まあ,いずれにせよ,ビール好きの私にとってはオックスフォードのパブは天国でした。

それから,私は観たことがないのですが,ハリーポッターの舞台のモデルになったところがあり,そこにプチ観光に行きました。普段カメラを持ち歩かないのですが,今回ばかりはカメラを持って来ればよかったと思うような庭や建物があり,ハリーポッターのファンには堪らない街かもしれません。

そして,バンケットの会場が素晴らしかったです。昔,皇太子妃の雅子さんが留学していたカレッジの食堂が会場だったのですが,その大学の美しいこと。庭や建物が本当に素晴らしく,また,そこでの食事会場はまさにハリーポッターの世界。大きなホールに長ーーーい机が何列か並んでいて,さらにその奥の一段高いところには偉い人たちだけが座るための長い机が配置されていて,映画のワンシーンのような場所でした。

ヒースローからバス一本で行けますし,大学街のせいか,店の人も比較的優しいし,また来てみたいと思える街でした。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |