FC2ブログ

ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

おめでとうなニュース

昨日と今日は,阪大でATLAS日本グループのシリコンワークショップをやっています。そのついでに,私の元学生だったIくんに会えたのは僥倖でした。帰りにはぐれてしまってちゃんと挨拶して別れられなかったのは失敗でしたが。。

ワークショップとは関係のない話ですが,今朝はよい知らせがありました。自分の元ポスドクだったYくんの就職が公になりました。今月初めのJくんの就職先決定に続く,嬉しいニュースです。自分の元学生やら元ポスドクという関係者の就職が決まっていくのは本当に嬉しいものです。Yくん,おめでとう。

大学 | コメント:1 | トラックバック:0 |

ファミコン並み?

ヤフーのトピックスで見かけた見出しに「F15ファミコン並み」というのがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010002-norimono-bus_all

何のことかと思い記事をチェックすると,F15の初期型に搭載されている計算機のCPUは8ビット,メモリーはオーダーキロバイトで,その性能が大昔に発売されたファミコンと同等とか。なかなかに興味深いです。しかも5インチフロッピー搭載。学生なんて見たないですよね,フロッピーディスク。

だったら,計算機だけ載せ替えればいいじゃんと思ったら,記事のそのすぐ先に説明がありました。配線が現在のMILスタンダードじゃないから載せ替え困難だそうな。。

実戦でどれくらいの違いが出るのかわかりませんが,ネタとしては驚きです。軍需用とか,医療用のように,一にも二にも信頼性という分野では,こういうことが結構あるものなんですかね。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

LHC25周年

昨日はややこしい打ち合わせが幾つかありましたが,今日の午前中のCERN理事会は非常に軽い内容でした。

理事会の後は歴史の勉強。LHC25周年記念シンポジウムというのがありまして,それに参加していました。どこから数えて25年なのかというのは微妙なところですが,それはさておき,まさに歴史の勉強で,私にとっては有史以前の話が多く興味深かったです。たとえば,ATLASはASCOTとEAGLEという2つの実験グループが合体してできたという話はよく聞いていましたが,汎用検出器として提案されていたのは,ASCOT,EAGLE,CMSの他にもう一つあったことは知りませんでした。LEP実験の一つであるL3検出器の構造体を使うものでL3Pというのが提案されていたのだそうです。いやー,知りませんでした。

LHCbも最初からそういうグループがあったのではなく,もともとは3つのグループからbの物理のための実験のプロポーザルがあったのだそうです。それがLHCCなどで議論された結果,新たな別のグループを作ることになり,それがLHCbグループになったのだそうです。

ずっとCERNで実験をやってる人にとっては当たり前の話なのかもしれませんが,ATLASに加わる前にCERNで実験をやっていた経験のない私にとっては,歴史として面白い話が多かったです。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

今年最後のCERN

昨日からCERNに来ています。ややこしい案件に絡んでの出張です。

しかし,今年はCERNにたくさん出張しました。特に8月以降は月に2回とか3回欧米出張したので,今回は,3週間半ぶりなのですが,驚くべきことに久しぶりな感じがします。人間の慣れって本当に恐ろしいです。でも流石に今回が今年最後のCERN出張になりそうです。なにしろ,来週のどこかからCERNはクリスマス&年末シャットダウンになりますので。再開は1月8日です。

話は飛びますが,年末のシャットダウンで気になるのはCMSのピクセルの現状です。少し前に書いたような気がしますが,新たにインストールしたピクセルの電源が不調で,その問題が解決しないと実験できないなんていう最悪のシナリオもありますので,どうなっているのか気になります。関連してるようなしてないような話ですが,FermilabでCMSピクセルをやってるHくんという人が来週KEKでセミナーをやります。そのときに話を聞ければよかったのですが,私は出張で不在です。残念。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

来訪者

一昨日,そして昨日と,2日連続で海外からの来訪者対応でした。一昨日は,晩だけでしたが,出席者が研究者だけではなかったのでかなり神経を使う会合でした。昨日は,CERNからシリコン関係者がKEKにやってきて,ほぼ1日中みっちりとその応対でした。こちらのシリコン関係者とのミーティング,Belle見学,晩飯,というフルコースでした。相手は同じ研究仲間なので一昨日と違い気を遣うということはあまりありませんでしたが,1日中全てのセットアップをするのはそれなりに疲れました。

そんな具合で2日間とも違った意味での疲れはありましたが,どちらもそれなりに自分としては楽しめました。一昨日の会合は普段は全く議論していないような内容ばかりだったので新鮮でしたし,昨日は,KEKおよびATLAS日本グループの将来計画を考える上で非常に参考になる,有意義な議論をすることができました。今の時代,なにをやるにもお金がかかりますし,特にシリコン検出器開発は多額の研究費が必要ですので,他の研究機関との共同研究は非常に重要です。研究内容そのものもですし,そういう大人の観点からも将来を考える上で非常に役立つ会合となり,多くの人に協力参加してもらった甲斐がありました。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

プチ就職祝い

非常に嬉しい話だったのでブログにもすぐ書こうと思っていたのですが,ちょっと日が経ってしまいました。

3日前のこと,数ヶ月前にDの学位を取得していたJくんが,ポスドクのオファーをもらいました。ヨーロッパのそれなりに大きな研究所で,彼が修士のときにやっていたピクセルDAQの研究内容が高く評価されてのオファーでした。もともと応募した公募での採用ではなく,彼の経験・専門性が,その研究所が推進したいプロジェクトのニーズとマッチしたために,元々の公募案とは別枠でいきなりのオファーという流れでした。Jくん本人も職探しをしていて強く実感したようですが,物理解析は基本誰でもできるという前提のもとで,検出器の保守運転,開発,建設などを任せられる人材が職を得やすいというのは洋の東西を問わないようです。今回は,FPGAを使ったDAQシステムの経験がモノを言った結果になりましたが,必要とされる専門性は時代によって変化しますので,それをタイムリーに身につけていけるかどうか,その嗅覚が職探しの明暗を分けることになると感じています。まあ,私みたいな凡人に当てはまる話であって,天才であればそんなことを考える必要がなく唯我独尊で職が見つかってしまうのかもしれませんが,なかなかそういう人に会ったことはありません。

前置きが長くなりましたが,その知らせを聞いて,その晩は彼と二人で祝杯をあげにいきました。私にとって2人目のDの学位取得者で,人数があまり多くないだけに私としても嬉しさひとしおです。本当に嬉しくて嬉しくて,その日は酒の量はたいしたことなかったのに,だいぶ酔いました。でも,心地よい酔いで,日頃のストレスが吹っ飛びました。Jくん,何度も言いましたが,本当におめでとう。

大学 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |