ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

これevidence?

9月以降海外出張がとんでもなく多くて,今週はCERNにいます。もっぱら精神的に病んでしまいそうな打ち合わせをひたすらこなしているのですが,昨日は,Yくんにつられて(?),CERNセミナーを聞きに行きました。

ATLASグループがttHのevidenceを主張する内容だったのですが,正直なかなかに辛いものがありました。自分もATLASをやってるのだから,こういうことを言ってはいけないのかもしれませんが,ヒッグスが影も形も見えません。というのも,ヒッグスの崩壊モードは幾つかありますが,感度のほとんどはmulti-leptonで決まっています。Multi-leptonではヒッグスの再構成をしませんから,これでヒッグスとトップの結合を見たと言われても,多くの人は「えっ?」という反応になってしまいます。それに,信号はレプトンとmissing ETだけなので,標準模型内で考慮している背景事象の見積もりの精度が仮に高くても,標準模型の枠外からの寄与に関しては全く考慮されていません。何らかの信号を見つける際に,標準模型を完璧に仮定してしまったら,もはや何を測ることになるのか意味がわかりません。

ここはやはりttH(→γγ)できっちりとヒッグスを見ないとダメでしょう。統計がたまれば綺麗に見えてくるはずで,もしそれが綺麗に見えれば,multi-leptonもクロスチェックとして意味あるかなとは思うのですが。というわけで,Hくん,解析頑張ってください。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ブラチスラバ感想

昨日,ブラチスラバから帰って来ました。海外出張の連続で体が悲鳴をあげたのか,私には極めて珍しいことですが,先週は水曜の晩以降体調が極めて悪く,木曜は寝込んでしまいました。どうしても行かなければならない打ち合わせがあったので,その前後だけミーティングに参加しましたが,それ以外はホテルでずっと寝っぱなしでした。それでもまだ回復してなくて,昨日の移動はかなりしんどかったです。。

というわけで,普段ならもっと飲み歩いたと思うのですが,今回はあまり飲みに出かける機会がありませんでした。ヨーロッパの街らしく,中心部は魅力的なカフェやバーがあって,端から入ってみたいと思う街だったので残念でした。それでも隙を見て一人で何件かの店には行きました。スロバキアは,世界一のビール消費国チェコのお隣さんなのでもしや,とは思っていましたが,予想通りビールの国でした。カフェやバーでは,ビールを飲んでる人が圧倒的に多かったですし,店もビールを前面に押し出してるところが多かったです。そもそも,ワイン作りには気候が適していないのかもしれません。

ビールの味は,チェコのビールに近かった気がします。ということは,日本のビールの味にも比較的近いわけで,日本人的には飲みやすいビールなのではないかと感じました。あと,お隣チェコのビールがやはり多かったです。しかも,物価も安いですし,日本みたいに以上に高い税金がかけられていないためか,値段が安いのも嬉しかったです。チェコの有名なバドワイザー(アメリカの美味しくないやつではありません,オリジナルのバドワイザーです)の缶ビールは,その辺の小さなスーパーで500ml(もしかするとそれよりも大きかったかもしれません)が1ユーロ。水より安かったです。素晴らしい。あと,嬉しかったのは,そのバドワイザーの生を飲めたことです。バドワイザーが好きでよく飲むと行っても,アメリカやスイスでの話なので,冷静に考えるといつも瓶ビールでした。今回入ったカフェでは生バドワイザーを飲むことができ,よい経験になりました。

このブログでは何度か同じことを書いたことがありますが,アメリカのバドワイザー,会社を起こす時に(?)チェコで有名なバドワイザーの名前にちなんで,名前とラベルを真似たそうで,なんだかなぁという感じです。混乱を避けるためには,チェコのほうは日本語で表記するなら,ブドバイゼル,あるいはブドバイザーとでも書いたほうがよいのかもしれません。次からそうします,覚えていたら。

ビールの話ばかりになってしまいましたが,ブラチスラバの街はこじんまりとしていますが,立派な城があって観光,というか散策は楽しい街なのではないかと思います。繰り返しですが,ビールの美味しいカフェやバーも多いですし。お城は小高い山(丘?)の上にあり,ドナウ川も一望できて眺めがよかったです。ウィーンからバスで40-50分くらいなので,ウィーンを旅行する機会のある人には日帰りでちょこっと立ち寄るというオプションはありうるかもしれません。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ブラチスラバ

ブラチスラバに来ています。とサラッと書いていますが,今回来るまで,ブラチスラバという都市があること,さらにブラチスラバがスロバキアの首都だということを知りませんでした。

なんでまた,こんなところに来ているかというと,ATLASグループのcollaboration meetingのためです。Collaboration meetingは年3回(タイポがあったので修正)あるのですが,そのうち1回はCERN以外でやるという慣例で,今年はその1回がブラチスラバになりました。来年のその1回を東京でやることになったので,運営視察という面も今回はあります。そのため,通常はcollaboratinon meetingに参加するのが難しい大学の教員数名も今回は運営下見のために参加予定です。

で,ブラチスラバ。どうやって来たかというと,ウィーンからバス。Collaboratinon meetingのBulletinにあった,「バス乗り場3番か4番」という情報だけを頼りにバス停を探すと,それらしいバスがすぐに見つかり,予約はしていませんでしたが,席が空いていたのですんなりと乗れて,あまりストレスなくブラチスラバに着きました。

ちなみに,成田→ヘルシンキ→ウィーン経由で移動したのですが,同じ便にAさんとYくんが乗っていて,ウィーンまでは3人一緒,さらに,その先ブラチスラバのホテルまでなんとAさんと一緒でした。まあ,この業界の大人は誰でもそうですが,基本一人で移動するので,知り合いと一緒に移動になることは珍しいのですが,先月のIさんと言い,知り合いと一緒に移動するというイベントが続いています。

日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |