ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

平成基礎科学財団

残念なニュースを目にしました。私も講演をさせていただいたことのある平成基礎科学財団が来年の3月をもって解散するのだそうです。

財政上の理由と人事上の理由(理事などの高齢化)とのことです。詳しくは財団のウェブサイトを見ていただくとして,確かに,財政は厳しそうです。ウェブサイトに寄付金の額が公開されていますが,その額がどんどん減っています。昨今の経済状況が反映されていると思いますが,いや,厳しいですね。今回のことに限らず,世の中の余力がどんどんなくなっている感じです。

仲間数人と運営している春の学校では,優秀発表賞その他の賞を世話人たちのポケットマネーでまかなっていますが,そのきっかけとなったのが実は平成基礎科学財団です。「楽しむ科学教室」という一般向け講演を私が引き受けた際にいただいが謝金をきっかけとして賞を出すことになったという経緯があります。

そんな経緯もあって,時代の流れ(?)かとは思いますが寂しい気がしています。

あ,そうだ。まったく話は変わりますが,腹具合は復活しています。心配してくださった方にお礼申し上げます。旦那に薬をもたせてくれた方もいると聞き感謝しています。腹痛に襲われた前日の晩に食べた生牡蠣にあたったのかと一瞬心配しましたが,どうやらそうではなさそうで,昨日ぐらいから普通に戻りつつあります。

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美しい秋の休日

ここジュネーブは今日は非常に綺麗に晴れ渡っています。モンブランも見えて,秋の紅葉とあいまってすこぶる綺麗な景色が部屋の窓から広がっています。

がっ,珍しく体調不良。朝からベッドから抜け出せず,飯も食べていません。CERNにいる連中といつも行くフォーを食べに行こうと楽しみにしていたのですが,このぶんでは行けそうにないのでキャンセル。とほほ。

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観る映画がない

前のエントリーで書いた通り,昨日CERNへ移動しました。

大阪にいた頃もそれなりに海外出張がありましたが,KEKに異動してからはその頻度が劇的に上がったため,機内で見る映画が少なくなり以前よりも退屈です。JALをよく利用し,JALには多くの映画とテレビ番組があるのですが,それでも最近は見たいと思えるような映画はほぼ見尽くしてしまいました。仕方がないので,最近見たのは,Drコトー1話から5話とか,ガリレオ1話から3話とか,仁1話から4話とか,昔テレビで人気のあったドラマを見ています。

がっ,痛いのは,上記のようにすべての話が揃っていないのです。だいぶ前のフライトで上記のドラマを見て,その続きを見るのを少し楽しみにしているのですが,一向にアップデートがありません。JALさん,話の続きをぜひお願いします。

それはさておき,ジュネーブ寒いです。日本が10月だというのに異常に暑いというのが正確なのかもしれませんが,こちらでは真冬装備で丁度いいです。日本だと,ワイシャツくらいで今ちょうどいいですよね。海外出張だと服1枚違うことはよくありますが,2枚となると結構面倒です。今回は日本よりも1枚多くということで,セーターは持ってきていますが,その上のジャンバーまでは持ってきていないので,早朝あるいは夜中はかなり寒いです。唯一の救いは,ホステルの部屋およびオフィスに暖房がすでに入っていることです。

暖房は集中管理なので,ある時期にならないと動作しないのですが,暖房が動いてない時期に凄く寒くなることがよくあります。今回そうだと嫌だなと空港に着いたときに思ったのですが,ホステルに着いて安心しました。一応暖房入っていました。一応というのは,暖房能力が弱いので,真に寒波に襲われたときはむっちゃ寒くなります。今最低気温が5℃弱くらいだと思うのですが,これくらいまではなんとか耐えられますが,日本人的にはこれ以上寒くなると能力の低い暖房では凍えてしまいます。しかも,日本みたいに布団ないですから。

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明日からCERN

明日からまたCERN出張です。今週はATLASのcollaboration meeting,来週はLHCのResource Review Board(RRB)という予算関連の会議があり,それらに出席するためです。いつもならATLASのcollaboration meetingの初日である月曜から参加なのですが,今回は先週中国に行ってたこともあり途中からの参加です。

出張が多いのはいつものことと言えばいつものことですが,今月は通常よりもさらに出張が多く,今月KEKには4日間しか来ません。流浪の民となっています。KEKにいるときに事務仕事をすることが必然的に多くなるのですが,今月はあまりKEKにいなかったこともあり,昨日と今日は,油断して忘れていたわけではないのですがやっていなかった書類仕事をこなしています。一つ危なかったのは,昨日が締め切りに指定されていた書類の提出をすっかり忘れていたことです。忘れていたというか,そういう依頼が来ているのを見逃していました。事務から締め切り過ぎてますよぉという催促があり,慌てて書類を書き上げました。

よくあるのが,海外出張で移動が長いとそのときに送られてきたメールの数が膨大になり,後で読んで処理していくのですが,その処理が追いつかず後でやろうとその時思っても,そういう案件が多くなりすぎて処理を忘れてしまうパターン。もう一つは,そもそも溜まったメールを斜め読みしたときに急いで読むために脳内フィルターにかからず,処理すべき案件として記憶されないパターン。今回は後者で,事務からの催促があったときは「そんな依頼あったけ?」という状況で,何かの間違いではないかと思いメールの履歴を調べると確かにあった,という状況でした。

今回は,書くべき内容が短かったのですぐに対応できましたが,もっと時間のかかる案件だったら恐ろしいことになりました。まあ,研究者には私のように事務処理能力のない人間が多いことを事務方の人は知っていますので,締め切りを通常実際の締め切りよりも数日早く設定してバッファを作ってくれていますが,今回はホント全く身に覚えがなかったので危なかったです。

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平均自由行程

中国から無事戻って来ました。最近の出張では自分がボケていてよくトラブルに遭いますが,今回は大きなトラブルなく行ってくることができました。ただトラブルではないのですが,前回中国に行ったとき同様,出入国検査,保安検査に時間がかかったのはうんざりでした。特に入国審査は長蛇の列で,30分ほど待たされました。ということを,北京のスクールで一緒だった梶田さんとKEK機構長にしたら,梶田さんはノーベル賞受賞後,ANAがVIPとみなして特別なはからいをしてくれるようになり,クルーや外交官などが使うレーンに案内してくれるようになり待ち時間ゼロになったそうです。さすがノーベル賞と変なところで唸りました。今回は同じ便で一緒に来た機構長もそのおかげで梶田さんと一緒に待ち時間ゼロだったそうです。羨ましい。

中国に行ったから思ったわけではないですが,街を歩いていて他の人と当たる確率って国によっても違うし,日本国内でも都市によって違いますよね。いや,あくまで感覚的な話ですが,最近は大阪に行くことが少なくなり,たまに行くと東京に比べて人が多いわけではないのに,やたらと平均自由行程が短く感じます。電車の乗り降りや,電車内での人の詰め込み方(?)が東京に比べるとランダマイズされていて,最近は大阪に行くと平均自由行程の短さを感じて,あぁ大阪に来たんだなぁと実感します。その乱雑さは中国に似てるなぁとちょっと思いました。

逆に東京へ行くと,特に朝のラッシュアワー時など,人間がボーズアインシュタイン凝縮を起こしているのかと思うくらいみんなが同じ動きをしていて驚きます。混雑の中を歩き慣れていない私は1人だけ違う動きをしてしまい,人の波に乗れずいつも苦労します。

って,何書いてるのか自分でもよくわかりませんが,中国の人混みを見て,平均自由行程を国ごと,都市ごとに比べてみたいものだと一瞬思ったのでした。

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AEPSHEP2016のVIPday

昨日から始まった国際スクールAEPSHEP2016。今日は我々がVIP dayと呼ぶ日で,午前中はノーベル賞を受賞した梶田さんがニュートリノの話をして,午後は,中国のIHEP,KEK,そしてCERNのトップがそれぞれトークをしました。KEKの機構長はこのスクールに毎回来てもらっていて有難いです。CERNのDGは初回の福岡のときはRolfが直接来ましたが,それ以後は今回も含めてvideo接続でのトーク。2年後の次回はFabiolaになんとか足を運んでもらいたいところです。

私も講義をそこそこ楽しんでいます。というか,会場ではラップトップを開かない約束事になっているので,organizer自らそのルールを破るわけにもいかず,参加しているセッションでは講演を真面目に聞いています。KEKのKさんの講義は相変わらず面白いので,彼の講義を聞けたのはラッキーでした。「粒子=pole」だそうです。今回のスクールでこれだけはよく学びました。あと,場の量子論はあくまでツールであって,そこに物理的意味を求めてはいけないというK節が炸裂しています。Kさんの講義はやはりインプレッシブです。

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中国へ

今日は午前中KEKで用務をこなした後,羽田から中国の北京へ向かいます。2年に1回アジアパシフィック地域で行われるAEPSHEPという国際スクールの冒頭3日間に出席するためです。第1回を福岡で,第2回をインドで開催し,今回が3回目となります。立ち上げのときに国際運営委員として働き,その後はその職をKさんに変わってもらったのですが,諸処の事情によりKEKのスタッフも国際運営委員に入っていたほうがよいということになり,Kさんとの併任体制になりました。

昨今の厳しい予算事情から学生をサポートする予算が不足し,今回は本当に金策に苦労しました。会議等で理事達にアピールしてもない金は出てこないわけで,結局,某団体に助成を依頼。そこから気の遠くなるような長いイタレーションの後にようやく助成が決定。報告書の作成など他にも面倒なことはあるのですが,なんとか学生の参加費を負担することができるようになりました。そんなわけで,かなりの労力を金策にさいてしまったため,変な思い入れが生まれた第3回目のAEPSHEPとなりました。

しかし,アジアのこの手の国際会議に参加するときによくあることですが,Local Organizerの準備の仕方が日本とは大きく違うので,行く前はいつも若干の不安にかられます。今回は空港に参加者をまとめて送迎するシャトルが手配されるのですが,手配をたぶんするという連絡をもらった後,つい数日前までその確定の連絡は来なかったし,未だに宿泊のconfirmation的なものはもらっていないし,目的地に着くまではわずかなドキドキ感をもたされます。参加学生も同様ですが,学生の場合は全日フルに参加することがわかっているし,CERNのindicoを使って系統立てて参加者の管理をしているのであまり心配はありません。その点,講師や私のようなイレギュラーな参加者はそういう一括管理がされていなくてメールだけのやりとりなので,学生よりも若干不安な面があります。

最近,2度も連続してフライトが台風の影響を受けるなど,出張では微妙に運が悪いので,今日はトラブルなく目的地に着けることを願っているところです。

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眼医者へ行く

今朝は朝イチで眼科医へ行ってから出勤しています。

片方の目がもともと乱視で見にくかったのですが,ここ1年くらいやけに見づらくなり,最近はほぼ片目で物を見てるのと変わらない状況になっていたので,そろそろ失明してしまうのかと思いなんとか時間を作って医者に行ってみました。案の定というか,矯正しても視力があがらず,近視でも遠視でも乱視でもない,という謎の状況。そこの医者でやれる限りの検査結果では,眼底が大きく腫れていて眼球が歪んでしまっているために物が見えなくなっているそうで,見えにくさの感覚から,その説明はきわめてリーズナブル。

じゃあなんで眼底が腫れているかというとそれは不明。もっと大きな病院で調べてみるしかないそうな。。。しかも,今日はたまたま大阪で医者に行ったため,つくばの病院は紹介できず,もう一回つくばで眼科医に行き,そこで紹介状を書いてもらうしかないとのこと。そう,つまり,今日の診察は全くの無駄足だったのです。とほほ。

しかしなんですね。今日の眼科医は他の人の検査や診察の内容がほぼわかってしまうのですが,診察に来ているみなさんお年寄りなのに目のいいこと。お年寄りの健康さは羨ましい限りです。自分が普段接触している人間よりはみなさん遥かに目が良さそうでした。ってか,なんでそんなによく見えるのに眼科医に行くのか謎な方々ばかり。そんなに健康ならせめて順番譲ってください。。

一つ笑い話を思い出しました。ある病院の待ち合わせでの会話。「Aさんいつも見るのに今日は来ないね。」「今日は風邪ひいて体調が悪いので家で寝込んでいるだって。」

こういうステレオタイプ的な見方をしてはいけないんでしょうけど,今流行の(?)優しさの押し売りが嫌いな私としては,医者に行くのは本当に医者に行く必要のある人だけにして欲しいもんです。って,そんなことより私の片目の視力どうなってしまうんでしょうか。

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また台風

先々週,宮崎の学会に行く際,台風の影響を避けフライトを変更しましたが,そのフライトも飛べるかどうかわからず気を揉みました。福岡空港への回避の可能性のある便で,結局は無事宮崎に着けたのですが,次の便は欠航となりました。

そして今日も台風の動きが気になります。というのも,今日のお茶女での研究会終了後に大阪への移動があるからです。ただ,数日前に心配していたときよりも,進路が少し北寄りになったので,これなら大丈夫そうというのが今の印象です。

しかし,今年は台風がよく来ますね。来週,そして再来週と海外出張が連続するので,もうこれ以上台風来ないで欲しいです。

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鈍感力

今日と明日はATLAS日本シリコングループの研究会がお茶女であります。それに出席するため今朝つくばエクスプレスに乗っていたときのこと。

私の斜め前に座っていたスーツ姿の男性が,おそらく靴の中にゴミが入っていると思ったんでしょうね,靴を脱いでその靴を裏返し床にコツンと叩きつけました。そしたら靴の中から出てきたのは,なんと蛙。500円硬貨よりも一回りくらい大きい立派な蛙が出てきて,ピョンピョン飛び跳ねるのです。いやー,驚きました。驚いたのは私だけでなく,たぶん,周りの人がみな目を丸くしていました。

凄いですね,靴の中にそんなものが入っているのに家から電車に乗るまで気づかないって。。。足の裏って米粒がついただけでも普通は気になりますよね。なのに立派な蛙がいても気づかない鈍感力...羨ましい限りです。しかも,その蛙はよく潰されないでいたものです。靴がユルユルだったんでしょうかね。

ちなみに,その蛙がその後どこへ行ったかはわかりません。乗客に踏み潰されなかったことを祈ります。

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