ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

若手と飲む

昨日はYくんのセミナーがKEKであり,その後,彼も含めて6人で酒を飲みに行きました。そのうち3人は私と同世代,残りの3人はYくんの同級生というメンバーでした。Yくんのセミナーもよかったし,酒の席での話も若手3人は若者らしく非常に前向きで,かつ,みんな優秀なので非常に楽しい時間を過ごすことができました。自分が彼らくらいの年齢のときには,明らかに彼らほど色々なことを考えていなくてお子ちゃまだったので,彼らがとても頼もしく映りました。

にしても,私たちが人材に関してよく言ってるバンチ構造が顕著なのには驚きました。同じ年代,同じ研究室,同じ大学にに優秀なのがいるとその周りもグーンとレベルアップしますが,昨日の彼らはまさにそういう感じで,もともと才能のある人間が集まったのだとは思いますが,優秀な人材が局所から同時期にまとまって輩出されているのには驚きました。優秀な若者が競い合うことによる相乗効果にはすごいものがあります。

昨日は本当に楽しい酒でした。

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学会とか

CERNから戻った19日の翌日から学会に行きましたが,21日は自分たちの提案したLHCのシンポジウムセッションがあったりして,今回の学会ではあまり他の人の話を聞くことができませんでした。唯一まともに話を聞いたのは,高エネルギー物理学奨励賞を取った3人のトークくらいでした。賞を取るだけあって,みんな優秀で将来が楽しみですね。

学会を終えたその足で今度は東京へ行き,昨日は朝から1日中,T大にてATLAS日本グループの会合でした。HL-LHCに対する日本の貢献をどのように行っていくかを各サブグループで議論してきたのですが,昨日はその結果を承認するという場を設けました。私が中心となって進めてきたことですが,ある意味全体主義的な方向に持っていくという結論だったので,全体主義を嫌う左利きが多い研究者集団では反対意見が出ることも予想し,議論が紛糾しないか心配していました。でも,1年近くかけて議論を重ねてきたからか,大きな反対もなく淡々と承認になり安堵しました。

ATLAS日本グループ会合の最後は,Aさんが強く興味を持つ750GeVγγを議論する特別セッションでした。私のポスドクのYくんは今はH→bbの解析をしているのですが昔とった杵柄で,臨時で(?)γγ解析もやっています。非常に手の早い人なので即戦力として活躍しているみたいです。これが臨時ではなく本業となるようなことがあると,ATLASというか,素粒子物理学業界にとっては天変地異と言っていいほどの激震ですが,さて,どうなることか。今年のデータ収集が楽しみです。

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今度は一山

越えたかもしれません。引き続き締め切りに追われている書類はあるのですが,大きなのを提出してだいぶ精神的に楽になりました。加えて,実は数日前にKEK内の予算配分案が提示されたのですが,予想通りとはいえATLASの(も)予算配分は非常に厳しくて,2016年度のATLAS日本の活動およびHL-LHC関連の開発をどうやって進めていけばいいのか全く見えない状況になっていて,相当悩んでいました。ですが,CERNでTさんをはじめ予算関係者と相談をしたところ,予算が増えるわけではありませんが,なんとかやりくりしていく方策が見えて来て,私の中では雲間に陽が差した感じです。

ということで,色々な意味で一山越えて,後は小さい峠を幾つか越していけばいいような雰囲気になってきました。

ただ,ホッとしたところで,学会のプログラムを眺めていたのですが,私が直接指導する学生2人のトークが初日,そしてもう一人が2日目午前ということが判明。私は今日がCERNから日本への移動日で,学会会場に着くのは2日目午後の予定。そうです,3人のトークを全部聞けないのです。。特に,Yさんはこの4月から社会人になるので,彼女の発表を聞くのは最後のチャンスでした。楽しみというか,自分の中では優先度の高いトークだったので,それを見逃すことがわかってちょっとショックです。

現実問題としては,学生の学会発表では私はほとんど助け舟のコメントをすることがないので,いてもいなくても客観的な状況には変わりはありません。でも,自分の気持ちの問題として相当残念です。ただ,私が見ていようがいまいが,しっかりしたトークをしてくれることは間違いありませんので,そういう意味での心配はありません。Yさん,頑張って発表してきてください。

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超伝導vs超電導

今まで意識せず,どっちでも使ってきたような気がするのですが,というか意識してなかったので自分がどっちを使ってきたかがわからないのですが,今書いている書類はかなり重要なものなのでATLAS日本グループの各研究機関の代表の人に送りつけたところ,超伝導に統一した方がいいんじゃない?というコメントを複数の方からもらいました。

稲尾ことYさんによると,超伝導は理学系,超電導は工学系の人が使うとのこと。Yさんもさらに言ってましたが,superconductivityを訳したら超伝導でしょうから,原理主義者(?)が多い理学系だと超伝導を使いたいと考える人が多いんでしょうね。ま,それ以外にも超伝導になると超になるのは電導性だけじゃないとかなんとか,考えてみると超伝導のほうが正しそうな気がするのですが,そんな風にそもそも論を考えること自体私が物理屋だからなのかもしれません。

超電導を使っている人からしたら,実際注目してるのは電導性なんだから超電導でいいじゃんと言われるような気がしますし,電導性の研究や応用を考えていたら超電導って使いたくなりますよね,きっと。

とかなんとか色々考えるのは楽しいもので,ググって人の説明を聞くよりも妄想をふくらませる(?)ほうが私の性分にあっているのは間違いありません。でも,書類ではどっちかに統一しなくちゃなりませんから,超伝導に統一することにしました。

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今週CERNです

今週はCERNです。と言っても,火曜が移動日で,金曜昼過ぎには出発しますので,実質2日間程度のCERN滞在です。書類書きをしていたいところなのですが,最近の私にとってはCERN理事会に出てメモを取り,それを文科省に報告するというのがかなり重要なタスクとなっていて,木曜にその理事会があるのでこれまた最近のパターンとなりつつある3泊の短期出張です。

そのCERN。今朝は大雪です。と言っても気温が高く湿雪なので積もりそうにはありませんが,一瞬吹雪のようにものすごい降りでした。でも,天気予報によると晴れらしいので,すぐにやんで,雪は跡形もなく消えてしまうのでしょう。

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一山

大型科研費の申請書の提出が昨日だったので,一山越えた感じがしてもよいはずなのですが,残念なことに私にはそういう感覚が全くありません。来週金曜が学術会議大型マスタープラン計画の申請書の締め切りなのですが,明日は高エネルギー委員会,日曜と月曜は学生の学会発表練習におまけで車検。火曜から金曜は理事会に出席するためにCERN。いつ書けばいいんだという日程の上,科研費よりも申請書の分量が多く,そして,毎度言ってることですがワードのため,私のやる気が全く出てきません。みなさん同じだと思いますが,書類や物書きって一旦勢いがつくとどんどん書けるのですが,最初の書き初めに凄くエネルギーが必要ではありませんか。私の場合,LaTeXで書くときは乗り越えるべきポテンシャルが低いのですが,ワードだととてつもなく大きなポテンシャル障壁になってしまいます。

そんなわけで,また,現実逃避でブログを書き始めています。なんか最近のエントリーって,いつも書類書きの現実逃避で書いてるような気がしないでもありません。しかし,本当は現実逃避してる場合じゃなく,マスタープランもですが,マスタープランよりもさらに締め切りが迫っている書類やら,マスタープランの後に出すべき書類が山盛り(2,3ページぎっしりを7件ほど)なのに,CERNの直後に学会に行くのでこれまた時間の余裕がなく,どんどん書類を片付けていくべきなのですが,不思議なことに,いやこれも多くの人でそうなのかもしれませんが,やらなければならない業務が積み重なれば積み重なるほど,どんどんやる気が下がってきています。ヤバイです。。。

さらにその先には,頭脳循環の申請もあり。。。なんとか早くそこまで到達したいところです。

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大失敗

昨日は,大失敗をしてしまいました。明らかに自分の不注意で,珍しくかなり凹んでしまいました。なぜそんなことをしてしまったのか自己分析すると,理解が不十分,に一言に尽きます。全く何も知らなければ問題を起こしようがないですし,全体をきちんと把握してればこれまたあり得ないミスでした。ちょっとだけ聞きかじった知識をもとに行動すると,間違った状況判断をしてしまうということを痛感しました。

あまりに凹んで,今朝は珍しく大学に来る足が重かったです。穴があったら入りたいという表現がありますが,昨日から今日はまさにそんな感覚です。1日休みたいくらいでしたが,色々な締め切りに追われる身としてはそうもいかず,なんとか仕事をこなしています。。。

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新幹線の座席数

今,新幹線の車中で,浜松に向かっています。浜松ホトニクスでシリコンセンサー開発に関する打ち合わせをするためです。って,これは前振りで,今書こうとしているのは新幹線に乗るたびに感じる雑感です。

新幹線の自由席に乗る人の中で,どれくらいの割合の人が,車両によって座席数が違うということを認識しているのでしょうか。私,基本自由席派なのですが,始発駅で新幹線を待つとき,列の長さが短ければ気になりませんが,列が長いときは当然より座りやすい,より空いている車両を狙って並びます。今乗っているのはひかりなので,自由席は1号車から5号車までですが,普段よく利用するのぞみの場合だと1号車から3号車までが自由席です。のぞみの場合,どこに並ぶかを考える際には,2号者と3号車の比較なら単純に列の短い方がよいですが(後で補足),1号車の場合は座席数が圧倒的に少ないので,たとえば,1号車と2号車のどちらに乗るか考える場合結構悩みます。

今1号車に乗っているのですが,座席は5×13席です。2号車は5×20,3号車は5×幾つか知りませんが20弱くらいと思います。1号車は先頭もしくは最後方車両なので,運転席と長いノーズがあって,席の数が少ないわけです。3号車(奇数号車)はトイレが付いているので,その分やはり幾分座席数が少なめです。ただまあ,1号車ほどは違わないので,2号車と3号車のどちらかを選ぶときは,行列に並んでいる人の数をいちいち数えたりしないので,見た目で列の短い方に私の場合は並びます。

話を戻すと,今朝新幹線に乗り込むとき,私は比較的列の前のほうだったのであまり何も考えませんでしたが(ちなみに私は1号車),そのうち結構な列の長さになってきて後から並ぼうとする人たちは,単に列の短いところに並んでいるのではないかという傾向があって,私なら2号車に並ぶのにと思ったことから今日のエントリーとなりました。

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書類書きエンドレス

先々週は大使の接待,先週はCERN所長御一行の文科省訪問への対応で一杯一杯になっていましたが,今週は,科研費の書類書きに追われている上に,処理しても処理しても毎日新たな報告書の作成依頼が舞い込んで,1日1つか2つは報告書関連の対応をしているのに,締切に追われる書類の数が減らないどころか,むしろ増えています。。でもって,その多くが例によって,ワード...か,下手するとエクセル。いつものパターンの逃避行動(このブログを書くこと)に走っています。

しかし,今回は,信じられないタイミングで色々なことが重なっています。大型科研費,大型マスタープラン,頭脳循環,第2期中期目標の報告。どれか1つでも(特に前の3つは)お腹一杯なのに,それが同じようなタイミングでぶつかっています。処理しても処理しても締切に追われる案件が減らないというのは,精神衛生上なかなか辛いものがあります。

このトンネルを抜けるのはいつなのか。って,それは締切が設定されているので,いつなのかは明らかなのですが,3月はこれからCERN出張や学会やその他の出張もあって,全ての書類が間に合うのか焦り気味です。

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