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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大盛況

何度も話題にしていますが、毎週土曜日の午後にSaturday Afternoon Physicsという高校生を対象とした物理の講義シリーズを大学で行っています。今日はいよいよ私の出番でした。素粒子物理学の最前線というタイトルで、物理をまだ習っていないかもしれない高校生を相手に講義するのですから、かなり頑張りました。何をどう頑張ったのか自分でもよくわかりませんが、とにかく大盛況で、自分でも驚きました。

17:10ら質疑応答も含めて50分ということだったので、予定通り18時5分前くらいには話を終えて質疑応答に入ったのですが、質問は5分どころでは終わらず、とりあえず18時10分くらいに講義を一旦終了、それからも高校生の質問攻めにあって、今ようやく解放されました。いやー、高校生が興味を持ってくれなかったらどうしようかと思いましたが、楽しんでもらえたようでよかったです。

それにしても、高校生の素朴な質問は実は鋭過ぎて応対に困ることがあります。弱い相互作用はなぜ弱いのか?みたいな素朴な質問のために、逆に核心を突く質問が多いんですね。素朴に何でもなぜ、と思える、感じることのできる力は素晴らしいです。


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LHC再開

やりました。いよいよLHC再開です。ATLASで観測したビームによりイベントを観測しました。ビームが周回したということですね。ついでに、加速器の状況がリアルタイムでわかるこんなサイトも紹介しておきます。左上のポップアップメニューでLHCだけでなく前段階の加速器の状況も見ることができます。とはいえ、私が見てもわからないプロットだらけですが、まあ、ビームが入っているかどうかくらいは加速器屋でなくてもわかるので、暇な人はチェックしてみてください。

所長のアナウンスにもありましたが、去年よりは加速器が良く理解されているようなので、去年のような大トラブルは無いと信じたいです。もちろん、磁石のトリップや、電源が落ちるなどの加速器立ち上げ時につきもののマイナートラブルは幾つも発生するでしょうが。

所長の言葉を借りるならLHCがstorage ringとして作動することは証明しました。そうか、説明していませんでしたが、450GeVで入射したビームを今は周回させただけです。次は、加速(accelerator)と衝突(collider)です。加速器の人々の話によれば、ビームが順調に回れば衝突させるのはそんなに難しくないらしく、衝突も近々起こるのではないでしょうか。ちなみに、CERNでは12月11日に報道陣を大々的に集めて、「最初のビーム衝突」をイベントとして催しているようです。本当に初めてのビーム衝突をそこでやるのか、という疑問はありますが。


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