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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

事業仕分け

もう我慢できません。って、別にここに書くのを我慢する必要ないかもしれませんが…

科研費が事業仕分け対象になるなんて、、、全く納得いきません。もちろん、研究者の生命線といえる予算が対象だから頭にきてるというのもありますが、それ以上に納得いかないのが、事業仕分けの進め方です。本当に無駄をなくすつもりなら全ての事業を対象にするべきだし(今回の対象になってるのは概算要求全体の15%程度だそうです)、各仕分け対象の議論が1時間というのはあまりに短過ぎます。そんな短時間の議論で数十億から数兆円のプロジェクトの意義を理解してもらうのなんて不可能だし、必要かどうか判断することができると思うほうが狂っています。しかも、数億円の予算要求も10兆円の予算要求も一律1時間て…。ありえません。

色んなとこで言われていますが、1) 必要かどうかではなく、切りやすい事業をリストアップし、2) 政治パフォーマンスを行い、そして、3) 財務省主導ですでに筋書きができている茶番、としか思えません。

あまり政治には興味がなかったのですが、ここ数ヶ月は政治(政府)に対して頭にきてばかりいます。

ちなみに、事業仕分け対象になってる文科省のプログラムには、科研費以外にも身近な予算は幾つかあります。予算が削られて当然、あるいは、そもそもそんなプログラムなくても仕方ない、と内部の人間の私が感じるプログラムもあります。そういうプログラムと科研費が並列されてるから余計に「真に必要かどうか」という本来の観点からかけ離れていると感じてしまいます。

さらに、ちなみに、科研費関連で仕分け対象になっている種目の幾つかが廃止されてしまうと、私はATLAS実験を続けていくことが非常に難しくなります。このブログも名前を変えないとならなくなります。って、そんなこと言ってる場合ではなく、本当にピンチです。神様でも仏様でも稲尾様でも、世界中の八百万の神に、科研費が削減されないことを祈りたい気分です。


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日常生活へ近づく

色々な締め切りに追われ苦しんだ10月、そしてCERNへの出張と、富士吉田でのPhysics Schoolでの講義。これらをこなして、ようやく日常生活に戻りつつあります。って、平均して授業が週に4回8コマあるというのはかなり異常なのですが、その異常さに慣れてきてる自分が怖いです…。

まあ、それはさておき、あとこなさなければならないのが、Saturday Afternoon Physicsという高校生向けのレクチャーシリーズの準備。21日に講義を1時間担当することになっているのでそのための準備と、28日には各研究室で出し物(高校生に簡単な実験をしてもらうか、模擬授業を受けてもらうかのどちらか)をしなければならないので、そのための準備の2つです。この準備が終われば、授業の多さ以外は本当に日常の大学生活に戻ります。もう一踏ん張りといったところでしょうか。

さて、今日木曜は例によって午前講義、午後が実験という授業漬けの日です。午前の講義は聴衆が完全固定メンバーになって、人数も例年と同じくらいで落ち着いています。講義を受けてる学生の多くが理論の学生というのも例年通りです。実験屋向けの話をしてるつもりなのですが、なぜか毎年理論の学生が多いんですよね。実験系の学生には難しいという評判でもあるんでしょうか。

午後の実験の授業では、今日からいよいよ実験と呼ぶにふさわしい内容に入りました。私の担当する木曜の実験は、RC回路とLCR回路を作って減衰振動を観察してもらうという内容です。1週目の今日がRC回路、来週がLCR回路になります。この内容を担当するのは非常に久しぶりでどんな進行具合になるのか忘れていたので、内容だけ見て非常に早く終わるのではないかと楽観していたのですが、なかなか苦労するグループも多く、全てのグループが終わるには定刻の3コマ分がやはり必要でした。より複雑なLCR回路になったらどれだけ時間がかかるんだろう、と来週がちょっと恐ろしくなりました。工学部1年生のみなさん、頑張ってください。


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