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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

2回目の更新

今日すでに2回目の更新です。

大学では今日からいよいよ後期が始まります。その初日の午前中、2限に私の講義がありました。久しぶりの講義はやっぱり緊張します。まあ、毎回と言えば毎回なのですが、汗ビッショリで講義をやってきました。

さて、今週ずっと苦戦しているCAMACの読み出しです。

昨日はKaon実験をやっている研究員の人にも手伝ってもらって、彼らのシステムで4年生が使っているADCの動作確認をしてもらったり、正常に動いているCAMACが返してくる変数を私たちのシステムが返す変数と比べたりしました。その結果、ADCそのものに問題はないこと、CAMACを呼んだ時に返って来る値は一見正常なのになぜかデータだけが読み出せないこと、の2点を確認しました。逆に、他のクレートで読み出せているADCを使っても、4年生のクレートでは読み出せません。となると、残りで怪しいのはクレートそのものか、クレート・コントローラー。より怪しいのはクレート・コントローラーだと思うのですが、厳しいことに今4年生が使っているPCで使える(PCIカード経由)コントローラーの予備が私たちの研究室にはありません。

ということで、このブログ読者でcc/7700を貸してくれるという奇特な方はいらっしゃいませんか?明日と明後日はKEKに出張なので、KEK方面の方で貸してくださるかたがいると大感謝です。と、ここで世界に向かって助けを乞うてみます。その前に、今日の午後、クレートそのものに問題がないか確認はしてみる予定ですが…。

おもいっきり専門家向けですが、、、
qやxは正常なのにデータだけが変な値になるという症状の原因に心当たりのかたがいらっしゃりましたら、こっそりとコメントもらえないでしょうか。ここでも、世界に向かって(?)お願いをしてみます。よろしくお願いします。


大学 | コメント:1 | トラックバック:0 |

研究費不正使用の話の続き

昨日のエントリーを書いた後に更に考えたのですが、ルール上は不正と言えないまでも、私の倫理観的には不正、少なくとも効率的に研究費が使用されているとは言い難い例を、悲しいことに私の周りでも見かけることもあります。倫理観の欠如した人はどういう団体にもいるでしょうし、そういう人を排除あるいは強制するのはかなり難しいです。何しろ彼らは確信犯ですから。

そういう不正行為まがいを防ぐためには、結局のところ誰かが監査するしかないのでしょうが、問題は、監査する人の人件費と不正行為まがいによって失われた研究費のバランスです。アメリカの大型スーパーでよく見かけるように、レジを担当する店員を雇わず、客が自分で何を買ったか申告するシステムって、人件費と万引きの損失とのバランスから、人件費のほうが高いと判断された地域、店に関しては客任せにしてしまうわけですよね。それと一緒で、大型研究機関、あるいは大学でも学部単位、あるいは学科単位くらいの大きな組織なら、監査するための専用職があったほうが効率的なのかな、とは思いますが、小さめの組織ではそんな人を雇うのは明らかに非効率的でしょう。ということで、どれくらいの大きさの組織まで意思統一をはかれるかで、この作戦を実行可能か決まってきそうです。

ただし、この問題は多くの研究者からは反対を受けそうです。私自身は、監査する、されること自体は悪くないと思っています。上で書いたように倫理観の欠如した人に研究費を与えるのは馬鹿らしいと思っていますので。ただ、いざ実行しようとすると、現段階では、その監査に莫大な時間を取られて、ただでさえ少ない研究時間が無くなってしまいそうで、なかなか大声で賛成とは言えません。

誤解されないように書いておきますが、大型物品を購入すれば、当然、どこに納入、搬入、設置されたか事務から確認を受けますし、設置された場所にあることを見せないとなりません(他の機関でどれくらいやってるのか知りませんが、私たちの大学はちゃんとやってると思います)。私が言ってる監査というのは、もっと少額の物品、あるいは旅費(たぶん、これが擬不正使用の巣窟と思います)の使用状況をもっと正確に把握するようなシステムのことです。これまた私たちの大学(学部?)は変な方向に厳しくチェックしてきますが、正しい方向で厳しくチェックするのはアリなのではないかと、私は考えています。

で、話を戻して、そういう細かい監査に大声で賛成するには、教育・研究職のスタッフをサポートするスタッフの方々にもっと協力してもらう必要があります。旧態依然とした公務員体質でないサポート専用スタッフがきっちりとサポートしてくれなくては、研究職、特に不正をしないで頑張って研究をしているスタッフ(=不正してるようなスタッフより忙しい)は、監査に協力できるような状況ではありません。アメリカの研究機関に長く在籍してましたが、研究スタッフをサポートするスタッフの質と量が日米では違い過ぎます。そもそも、研修旅行の担当者(=教員です)が旅行の立案・企画するのはわかりますが、懇親会のお茶菓子や飲み物を何十人分も用意するなど、ありえなくないですか。小学生でも遠足のお菓子は自分で用意してきます。こういう雑用までさせられている現状では、教員が細かな監査に協力するのは非常に難しいです。

とまあ、ごちゃごちゃ書きましたが、倫理観の欠如したろくでもない研究者がいなければ、それが一番いいんですけどね…。


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