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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

スプリンクラーの動く向き

素粒子物理の話ではないのですが、ファインマンの本(有名なやつではありません)を読んでいて気になっていたことがあります。単純なS字状のスプリンクラーを水中に沈めて、通常とは逆に、水を送り出すのではなくポンプで水を吸引するとどっち向きに回転するか、という問題です。その本は伝記みたいなもので、彼がどっかの大学だか研究所にいたときに、研究者仲間と議論になって盛り上がったという記述があったんですね。で、熱い議論になったというくだりはあるのですが、結局どっち向き(あるいは動かない)が正しいのか本には書いてありませんでしたし、議論がどういう決着を見たかも書いてありませんでした。

たまたま思いついたので、先週、研究室のメンバーで昼飯を食べに行ったとき、この話をしたら、やっぱり議論は白熱したのですが、結局、ファインマンの本と同様、結論は得られませんでした。管の中の圧力を考える人、角運動量を考える人、流体力学(をマスターしてるわけではありませんが)を考えようとする人、などなど、色んな説は出るのですが、決定版がありませんでした。私自身は管内の圧力、というか、単純な力学的な発想で、地上で普通に水を送り出す時と同じ方向に回るのではないかと思っているのですが、まあ、自信はありません。

最終的には、管の先、水の吹き出し口の形状が結構問題になったりするのではないか、それによって動かない場合もあれば、動く向きも変わるのではないか、つまりは流体力学の効果のほうが単純な力学的な効果よりも大きいのではないか、という意見がわずかに優勢でしたが、最終的に一致した意見は実験屋らしく「実験をやれないか」というものでした。どうやれば簡単に実験をやれるのではないか、ということにまで話が及ぶあたりはちょっと病気ですね…。ははは。

しかし、どっちに回るんでしょうね。


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