ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

研究所の動物達

高エネルギーの研究所というのは、施設の規模が大きいので、広大な面積を持ってるところが多いです。今いる研究所もまあまあ広いので、羊が放牧されてたりするわけですが、アメリカのシカゴ近郊にある研究所は本当に大きくて(縦横それぞれ5kmくらいあると思います)、研究所の敷地内にいろんな動物がいます。野生動物の宝庫で、ギース、鹿、スカンク、アライグマ、コヨーテなどなど、日本だと動物園でしかお目にかかれないような物までいます。しかも、アメリカの中西部らしく、馬やバッファローを飼っている牧場まで研究所の敷地内にあります。休日になると、子供連れの人たちがバッファローを見に来たりするんですね。

野生動物がいるってことは、自然が残されてるわけなので、それはそれでいいのですが、通勤して困るのは、動物たちが、特に夜、運転してる車の前に飛び出して来ることです。もちろん動物を轢くのは気分悪いですし、実際問題、鹿くらいの大物を轢くと車の方も大破することがあるらしいです。SUVに動物除けというか、車を守る為の大袈裟なガードが着いているのを日本で見かけると、どこでそんなに大きな動物に出会うんだ?人でも轢くつもりか?と大きな疑問を抱くのですが、アメリカだったらそういうガードを車に付けるのもアリかもしれません。鹿クラスは滅多にいませんが、スカンクを轢かれてるのはよく見ました。というか、スカンクが轢かれてると、その臭いですぐにわかります。いや、ホントに臭いです。轢かれたスカンクが可哀相なのは当然として、轢いた車にも臭いがこびりついて、スカンク、人間ともに不幸です。

ちなみに、自分は、7、8年間、そのアメリカの研究所で過ごしましたが、幸いなことに自分で大物を轢くことはありませんでした。ヒヤッとすることは何度かありましたが。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ネットワーク環境

今いる研究所は、このブログを読んでる人なら誰でも使っているwwwを開発したところとしても有名です(前にも同じような書いた記憶が…)。なので、研究所に来る前は、ネットワークとか凄く速くて快適なんだろうな、って思っていました。ところが、少なくともユーザーが使うネットワーク(データ転送専用のネットワークもあります)は、知っている研究機関の中でも一番遅くて、一番不安定です。いやー、びっくり。今は慣れましたが、最初の頃は、当然のように繋がらなくなるのに驚きました。日本だったら家からのプロバイダ契約の方が速くて安定してるくらいです…。

ついでに書くと、ヨーロッパはネットワーク後進国です。ホテルや空港でネットワークを使えないのが普通だし、仮に使えたとしても、1時間数千円だったりします。ネットワークに限らず、日曜は全ての店が休みだったり、ヨーロッパの人はとにかく不便を厭わない感じがします。ちなみにネットワークに関しては、日米欧ならアメリカが一番普及してる気がします。買い物はもちろん、大抵のことがウェブで事足ります。日本もネットワーク自身、インフラストラクチャのクォリティは高いのですが、それを利用するユーザーが少ないように感じます。みんな携帯のメールで忙しいのかな。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

散歩

昨日は研究所内を散歩しました。並行して進めている研究のうちの1つが、今ちょっと行き詰まっていて、気分転換を図りました。

日本なら散歩なんて考えられない暑さなんでしょうが、スイスの夏は散歩するのに絶好の環境です。例外的に30℃くらいになることもありますが、昨日は25-26℃で、湿度も低く、快適でした。研究所内と言っても、ぎっしり建物があるわけではなく、草木がたくさんあって、ということは色んな鳥がいたり、動物がいて(ヤギが放牧されてたりもします)、それなりに散歩を楽しめます。クローバーの花が一面咲いていたり、高山植物ではないのでしょうが、そういう系統の花が咲いていて、とても綺麗です。研究所の横に目をやると、丘陵地帯に広がるぶどう畑が一面に広がっています。

とまあ、そういう風に自然豊かでピクニックでもできそうなところなのですが、所々にある加速器の施設がミスマッチしていて、なんとも不思議です。地下へ行くためのトンネル、何のためにあるのかわからない高い塔、使われてるとは思えないヘリポート…などなど、普通の建物以外にもよくわからないものが美しい自然の中に散在しています。

そして大事なことは…、
散歩した後のビールは格別でした。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

フォー

昨日の夜は、ジュネーブまでフォーを食べに行きました。だいぶ前のエントリーでも書いたことありますが、ジュネーブ近郊ではかなりお気に入りの食べ物です。一人で行ったわけではなく同僚の研究者数人と行ったので、それなりに飲んで、それなりに話し込んで楽しい食事でした。

以上のように金曜の晩を楽しんだ(英語だとThank God, It's Friday (=TGIF)というやつですね)のですが、今日は早朝からミーティング。私たちの大学だけでなく、名古屋大と神戸大のグループと共同のミーティングを1ヶ月に一度程度開いていて、今日がその日でした。日本との会議なので公約数を取ると、日本の夕方、こちらの午前中にミーティングをやることになります。ミーティングはそれなりに面白かったですが、朝早かったのでもうすでに眠いです…。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

チーズフォンデュ

昨日の晩は知り合いがチーズフォンデュを食べに連れて行ってくれました。観光客相手の店のチーズフォンデュは個人的には美味しいと思うことが少ないのですが、昨日行った店は地元の人相手だってせいか、それなりに美味しく、値段もリーズナブルでした。しかし、素朴な食べ物ですよね。チーズ以外が入ってることもありますが、基本的には、チーズを溶かして香辛料をいれるだけ。で、それをからめとるのがパン。それも、ふわふわのやつじゃなくて、ちょっと硬くなった古いパンが定番。あるいは、ゆでたジャガイモにチーズをかける。
…いかにもドイツ語圏な、質実剛健というか質素な食べ物ですよね。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

刺激

研究所で仕事をしてると大学よりもモチベーションが上がります。人と話をしたり、ミーティングに出ると、研究が日々進んでいる事を実感して非常に刺激を受けます。人がやってることがヒントになって、自分の研究内容に取り入れたいアイデアが生まれることもあります。そういうわけで、出張生活が好きなわけではないのですが、やはり研究するには実験をやってる現場が一番だと再認識します。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

あいのり?

今研究所にはSummer Studentと呼ばれる若い学生さんがたくさんいます。午前中講義、午後は実験の実習みたいなことをやって、約2ヶ月間ずっと研究所で過ごします。若い学生さんに興味を持ってもらう為のプログラムなわけです。

それに直接参加してるわけではないのですが、今はオフィスに日本人学生が大勢います。自分とこの学生ではないのですが、研究所はオフィススペースが少ないので色んな大学のスタッフ、学生がオフィスを共用してます。研究所常駐者には固定オフィスが与えられますが、自分のように1年間フルにいるわけではない人は自然共用スペースを使う事になります。

で、今滞在してる学生さんは10人近くいるのですが、彼らはいつも一緒に行動してます。宿舎もどっかのマンスリーアパートみたいなのに一緒に滞在してるらしく、夕方になると、晩飯のメニューの相談で盛り上がっています。まるで毎日キャンプをしてるようなノリです。傍で見ていてとても楽しそう。しかも、高エネルギー業界には珍しく、男女比がほぼ1対1。そう、タイトル通り「あいのり」状態なんですよ。彼らと接してまだ2日目なので質問してないのですが、聞きたくて仕方ありません。
…「あいのり」のような人間模様は展開されていないのですか?


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ミーティング三昧

昨日から研究所に来てますが、昨日は日曜だったので、人に会って打ち合わせをしたり、最新情報を教えてもらうのは今日から。早速午前中の早い時間から人と会い打ち合わせ。その後、自分の大学の研究グループのミーティングをテレビ会議でやって一息。昼飯を急いで食べて今度は別のミーティング。今はそのミーティングを終えて一休みしてるとこです。今日はこれからもう一人別の人と会って話をする予定。本当にミーティング三昧です。けど、雑用と違って自分の研究に直接関係がある話なので、どれも有意義です。

ちなみに、ミーティング三昧の一日でも、ミーティングの合間にモンテカルロシミュレーションのジョブを流すことは忘れません。ジョブを流して計算機が頑張ってる間にミーティング…ミーティングが多い割に効率的に時間を使えてる気がします。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

スイス到着

昨日の晩スイスに着きました。大阪からフランクフルトへの便は1時間くらい出発が遅れ、着くのも当然1時間近く遅れました。ジュネーブへの乗り継ぎ便が定刻だと間に合わない可能性大でしたが、いつも通り(ヨーロッパの国内便は30分から1時間はいつも遅れてるような気がします。自分だけなのかもしれませんが。)ジュネーブへの便も30分遅れで、出発ゲートに着くとほぼ同時にboarding開始というタイミングの良さでした。

今朝は早朝から研究所に来て仕事してるのですが、仕事してるのが勿体ないくらい気持ちのいい天気です。蒸し暑い大阪から来ると天国のようです。たぶん気温20℃ちょい、湿度低い、木々の緑や花が一番美しい季節…と、スイスが観光立国なのが理解できるような美しさ、気持ち良さです。

これだけ気持ちがいいから、多くの人が長いバカンスを取っちゃうのかな。学者は世界共通、一般の人より休まない人が多いのですが、それでもヨーロッパだと1ヶ月近く休みを取る人がほとんど。日本では考えられないですね。しかも、今は何十年かに一回の大きな実験の開始時期なのに。ちなみに、一般の人だと2ヶ月くらい休む人もいるようです。びっくりなのは、街の小さな個人経営と思われる店が夏の間2ヶ月とか休んじゃうんですね。日本だったらどう考えても潰れちゃうと思うのですが…、ヨーロッパは不思議なところです。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ディスク・スペース

モンテカルロシミュレーションを始めたら、あっという間に1TB近くを消費。他にディスクを使っているのは、2人なのだが、まだそれほど本格的に解析を始めたわけではありません。それぞれの人が解析のペースを上げて、かつ、今はまだ解析をやってない学生が解析を始めたら数TBはすぐになくなりそうです。そういうわけで、自分も含めディスク使用者全員にデータ整理をまめにするように周知、かつ、ディスク増強計画です。自分の持ってるわずかな研究費を使い、ハードディスクを増設し、新たにディスクアレイを買うことにしました。

必要なだけ計算機資源を自前で持つことは不可能なので、いずれはGridを頻繁に使うことになると思うのですが、ストレス無く使えるような状態になるんでしょうかね。なってもらわないと困ると言えば困るのですが…。

蒸し暑い大阪脱出のために、ではありませんが(そうだといいのですが…)、明日からまたスイスの研究所に出張です。また24時間近くかけて移動するのかと思うと、気が重いです。しかも、夏休みに入るので飛行機が混んでそうです。憂鬱。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

iPhone

先週末iPhoneの販売店に長い行列ができているというニュースを見ました。なんでも3日間並んだ人もいたとか。この暑いのに凄いなぁ、と思っていたら…研究室の教授と昼飯を食べに学食へ向かって歩いて行く途中、彼がふと取り出したいつもの電子手帳、と思いきや一目どこか違う。怪しい。しかし、まさかと思って「これってもしかして…?」と聞くと「そう、iPhone」と嬉しそうな笑顔。うわーっ、こんな身近にいました。iPhoneを発売早々持ってる人。いやー、驚いた。

ちなみにこの教授はApple(Mac?)教の信者と言ってもいいほどのApple好き。学生時代は何でもAppleのサポートセンターでバイトしていたほど。iPhoneも前から欲しいとは言っていましたが、まさか発売直後に手に入れてるとは。参りました。そうそう、この教授は3日間も行列に並んでいないことは付け加えておきます。ちゃんと仕事してました。並んだのは2、3時間だったそうな。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

週末のこと

週末は訳あって関東地方の田舎にある実家に行っていました。嫁と子供も一緒に行ったのですが、子供が発熱。帰ってくる頃にはだいぶよくなったと思ったら、日曜に家に戻ってくると今度は自分が発熱。昨日も大学休みたかったのですが、やらなければならないことがあって休めず、しんどかったです。最近は、子供が風邪を拾ってきて、それを移されるというパターンが非常に多いです。

大阪に戻って来ると、暑さにうんざり。わかってはいることなのですが、2、3日大阪以外にいて戻ってくると、その暑さに閉口します。実際、ウェブ上の天気予報関係のサイトでアメダスのデータを見ても、最低気温で5℃近く違います。ちょっと前にも書きましたが、昼間の最高気温はそんなに変わらないし、多少暑くてもそれほどしんどくありませんが、最低気温が高いのはツライですね。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ノーベル賞候補者の他界

日本の高エネルギー物理を代表するような人が今朝亡くなりました。ニュートリノ研究でノーベル賞をもらった小柴さんの弟子で、その人もまたノーベル賞最有力候補でした。もらえるかどうかではなく、いつ貰えるんだろうと多くの人が思っていたほどの巨人です。これで日本はノーベル賞を一個もらいそこねました。まだ60代半ばでした。ご冥福をお祈り致します。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

なぜSupersymmetry?

昨日の続きですが、超対称性というアイデアがそもそもなんで生まれたのか、なんで必要なのか、ということを説明しようと思います。

量子力学の世界に不確定性原理というのがあります。ごく短い時間なら嘘のエネルギー状態でもいいというヤツです。例えば、質量mの粒子も非常に短い時間間隔なら質量がmじゃなくてもいいのです。質量ゼロの光子も短い時間なら質量を持っていることになります。ちなみに、こういう質量を持った嘘の状態の光子のことを仮想光子(=virtual photon)と呼びます。全ての粒子に対して不確定性原理は正しくて、質量の源と考えられているヒッグス粒子に対してもあてはまります。つまり、ヒッグスにも仮想ヒッグスの状態があるわけです。

ここで問題が発生します。ヒッグス以外の粒子だったら、仮想状態というのは本来の状態に比べてそれほど大きな寄与がありません(仮想状態の寄与を専門用語では量子補正とか、放射補正とか呼びます)。例えば、また質量を考えてみると、もともと持っている質量に、量子補正の影響を足した物が、我々が観測する質量となるわけですが、その補正の量というのがヒッグス以外ではそれほど大きくないのです。ところが、ヒッグスはこの量子補正が大きくて効いて、宇宙初期の高温の状態から現在の冷えた宇宙の状態までの量子補正の大きさを考えると、そもそものヒッグスの質量に比べて10の13から15乗も大きい補正量になってしまいます。もはや、どう考えても補正ではないですね。不自然です。10の13乗と言ったら10兆ですよ。1円の投資が10兆円になるのは不自然ではないですか?相当悪いことをしても無理ですよね。

そういうわけで、ヒッグスの量子補正というのは素粒子物理学の世界ではあまりにも不自然なのです。1円の投資が10兆円になるのは偶然とは思えない。きっと何かカラクリがあるに違いないと思うわけです。そのカラクリが超対称性なんですね。超対称性では全ての粒子にパートナーがいます(=スーパーパートナーと呼びます)。電子にも電子の相棒、ヒッグスにもヒッグスの相棒がいるはずなのです。この相棒がいるとヒッグスの量子補正では、符号が反対の寄与が発生して、1円が10兆円にも膨れ上がらないということが予言されます。つまり、ヒッグスの量子補正がバカでかくならないための工夫が超対称性だったわけです。

昨日も書きましたが、そういう理由で導入された超対称性が、その帰結として力の統一を上手く説明できたり、未知の暗黒物質の有力候補を提供したりして、最近の素粒子物理学、宇宙論では大人気なのです。でも、上で説明したように、本来のモチベーションはヒッグスに関連してたわけで、逆に言うと、ヒッグスが存在しない場合、超対称性のモチベーションというのは実は低いのです。ヒッグスとは切っても切れない絆と言っていいでしょう。

こういう背景があって、我々研究者はヒッグス探索・SUSY探索に日夜明け暮れている(明け暮れていたいが雑用が多い?)のですが…やっぱり、研究者以外から見ると変人ですよね。そんなことに興味を持って、職業としてるわけですから。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

Supersymmetryの説明をする

今日は訳あって学生に超対称性(Supersymmetry=SUSY)の特別レクチャーをしました。学生と言っても自分と一緒に研究やってる学生一人に対してで、何かを教えるのが当然の関係なので、教えることに別に理由はいらないのですが。それはさておき、突然かつ、久々に丁寧な説明をしようと思うと(今日から3日間やるつもり)、色んなことをすっかり忘れていて大変でした。授業をやるたびに思いますが(今日のは授業ではないけど)、人に何かを教える行為というのは、非常に自分の勉強になります。

さてSUSYですが、最近流行り(?)の暗黒物質の候補として有名だったり、全ての力を統一的に記述しようする大統一理論(ただし、ここでは重力は除きます)を作るのに、SUSYがあるとうまくいくとか、そういう理由で人気だったり有名だったりします。しかし、それらはSUSYから導き出される結果が現象を説明するために都合がいいということであって、SUSYがなぜ必要か、ということはあまり語られていないように思います。まあ、その理由を説明しようとすると、素粒子物理の知識が相当要求されるので、一般の人に説明するのは難しいことは確かです。が、素粒子物理の素養がない人にも上手く説明できれば、さらにSUSYの面白さを伝えられるはずで、そういう努力も必要だと実感しました。あ、今日の説明の相手は素粒子をやってる学生だったので、説明は楽でした。


大学 | コメント:0 | トラックバック:0 |

アイスクリーム

昨日から暑くなりました。梅雨明けを思わせる暑さです。いやー、それにしても大阪は暑いです。関東出身なのですが、体感的には3、4℃違う感じがします。特に夜の暑さは厳しいです。そもそも日本の夏は久しぶりなので(去年はスイス、一昨年以前の5年はアメリカ)、昼間は耐えられても、夜の寝苦しさには参ります。そもそも、自分よりも暑がりの人を私は見たことがありませんし…。

とまあ、そういうわけで暑いのですが、そのタイミングに合わせたのか、大学の生協の食堂でアイスクリームを昨日、今日と売っていました。スーパーで売ってるようなやつじゃなくて、アイスクリーム屋で売ってるようなやつです。という説明でわかってもらえるか謎ですが、とにかく、普段は売っていないアイスクリームを売っていたのですが、それが驚くほどの盛況。長い行列にびっくりしました。もともと甘いものはあまり好きではないので、アイスクリームにも興味はわきませんでしたが、その行列の長さには驚きました。あんなに繁盛するなら、自分たちもアイスクリームの屋台を出して研究費を稼げるのではないかと思ったほどです。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |

グリッド

自分とこのPCファーム上で、シミュレーションをぼちぼち走らせ始めました。まだそれほど激しくジョブ投入してません。出来たデータを解析してみて、シミュレーションに問題がないことを確認してから大量投入になります。

物理解析に使うデータは、大きくわけて、実際にビームを衝突させて得られるデータ(=実データと呼びます)とシミュレーションデータの2通りありますが、そのどちらも全てを自分の大学、あるいは研究所にあるコンピュータ上で保持することはできません。何日か前のエントリーに書いたように、莫大なデータを保持するデバイスもないし、そんな大量のデータを解析するだけのコンピューティング・リソースもないからです。じゃあどうやってデータ解析したり、データを保持するかというと、Gridと呼ばれるネットワーク越しのコンピューティング・リソース共有システムを使います。私自身はテクニカルなこと詳しくありませんが、大量のデータを扱う我々高エネルギー業界は、この分野でも最先端の技術を使っているらしいです。データ転送そのものだけでなく、欲しいデータを大量のデータの中から選び出さないとならないので、いかに効率良くデータを保持・管理するかも難しいのですが、そういうことを専門にやってる人たちも大勢います。

今日は、そういうGridを使って世界中に散らばっているデータの中から、幾らかデータを拾ってきました。私のような末端ユーザは、コマンドを幾つか入力するだけでデータ取って来られるので、ローカルにあるデータを拾って来てるような感覚ですが(流石にデータ転送速度はローカルな作業をしてるのとは違いますが)、実際にはヨーロッパだったり、アメリカだったり、東京だったり、世界中に散らばっているコンピュータ上からデータを掻き集めてるわけで、不思議というか、技術の進歩に驚くというか、変な感じがします。でも、メールでもウェブでも同じようなことしてると言えばしてるわけで、これからGridがさらに発達すれば、それがごく普通になるんでしょうね。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

プラットフォーム依存性

何日か前にシミュレーションの準備をしていると書きましたが、ソフトウェアのプラットフォーム依存性が解決できずだいぶ苦労していました。今日朝から集中してデバッグして、今さっきようやく問題を解決することができました。32bit vs 64bitの互換性、コンパイラー依存性、色々複雑にこんがらがっていました。しかも、研究所で使っている環境では最初から付属しているライブラリが、研究所以外の計算機上で使うために配布されているキットには入ってなくて悪戦苦闘でした。

でもこれで一歩前進。次に大量ジョブ投入のためのスクリプトの準備をすれば、いよいよ大量のシミュレーションの開始です。


研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |

編集作業

前にも書きましたが、大学付属の研究施設の紀要の編集委員を今年はやっています。今その作業が佳境で、今日の午後はまるまる編集作業に追われました。原稿自身は集めたものをさらっとチェックすればいいのでそれほど面倒ではないのですが、論文数などのデータ集計と整理が厄介。その作業そのものは研究員の人に手伝ってもらって終わっていたのですが、その結果を今日はひたすらチェックしていました。いや、疲れた。早いとこケリをつけたいです。


大学 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |