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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

今年度半分終了

ここ数日,秋らしい爽やかな天気が続いています。で,ふと気づくと明日から10月。今年度もすでに半分終了です。

例年だと,盆休み以降年末までCERN出張が続き,これから体力的に厳しい数ヶ月を迎えるところなのですが,今年度は海外出張が皆無。国内出張すら先々週久しぶりでした。ということで,例年よりは体力的に楽なはずなのですが,出張の制限やら,CERNおよび海外の研究機関の閉鎖などでATLAS関連のアクティビティが落ち気味で,若干ストレスフルです。

一方で,出張などが少なかったおかげで今年度前半は,テストビームライン建設に向けて色々と動けました。来年夏の完成を目指していますが,もし通常通りATLASをやっていたら,これだけテストビームラインのことをやるのは相当大変だったはずで,そう考えると,テストビームライン建設のための予算がついたタイミングは悪くなかったのかもしれません。

テストビームラインといえば,重要な要素であるコンバーターとコンバーター以降のビーム取り出し光学系の設計がだいぶ煮詰まってきて,今後は,ワイヤー標的について重点的に検討をしよう,という状況になっています。そこらあたりの設計が決まると,重要な要素の大部分を年度内に調達できることになり,工程管理が少し楽になります。ということで,今さっきもTくんと標的について軽く議論をしていました。

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予定なし日を延々と確保

多くの人が参加する会議等の日程調整が難しいのはわかりますが,もうちょっと要領よくなんとかならないかと思うことがあります。今困っているのは,8月に星取表が送られてきてその締め切りは8月の末。星取りは2月から4月の3ヶ月間まるまる。当然ですが,並行して別の星取りも進みますから,そろそろ日程を決めてもらわないとダブルブッキングが発生します。決定が無理だとしても多くの人がvetoしていて開催可能性がなくなっている日もあるはずですから,せめてそれを教えて欲しいとお願いしても,まだ調整中なので答えられないの一点張り。つまり,8月半ば時点で,2月から4月の空いている日を全て確保し続けろ,と言われているわけです。いやー,いくらなんでも,ですよねぇ。3ヶ月間まるまるですよ。

そもそも,星取表を出す締め切りが8月のXX日なのですから,その時点で決めるのが一番効率的なのに,締め切りを過ぎても決まらない,決めない,のがなんでなのか私には理解できません。たまにありますが,下々の星取りをした上で,重要な人に候補日を出すという調整をする人がいます。これやると,難航しますよね。大勢が全員参加なんてできるわけないのですから,絶対に外せない人から順番に予定を聞いて,下々の予定を最後に聞き,ダメな人はだめと諦めないとエンドレスループになってしまいます。しかも,下々だって他の予定がありますから,決めずにダラダラと決定を先延ばしするのは,誰にとってもご利益がないと思うのですが。。

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久々出張

一昨日は久々の出張でした。と言っても東京への日帰り。それなのに,超久しぶりだったからなのか,自分でも驚くくらい疲れました。普通だったら月1回,下手したら2回のCERN出張をこなし,その間に国内出張があったりするのに,日帰り東京出張でこれほど疲れるって,去年までの自分と今年の自分が同じ人間とは思えません。慣れって恐ろしいというか,逆に,出張でどんだけ体を酷使していたのかと思い知らされます。

行き先は東大で,東大に行くときの私の最近の楽しみは,龍岡門の近くにある小さなあられ屋さんでの買い物。今回も3種類ほど買ってきて家で楽しんでいます。店主が高齢なので閉店をいつも心配しているのですが,今回は1年ぶりくらいだったので,行く前はやってるかどうか本当に心配しました。ぜひ健康で長く続けて欲しいです。

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オンライン会議辛い...

CERNでcollaboration meetingをやるときは,オンラインであってもCERN時間でやります。日本で行われている実験では,日本でやってる実験なのに外国人の都合に合わせるらしく,私は先週,日本でやってる2つの実験計画の委員会に外部委員として出席したのですが,開始時刻はそれぞれ21時と22時。しかも驚きなのは,2つの実験計画のうちの1つでは今回4日間委員会があるのですが,その4回がそれぞれ土日金土。週末を2週連続で潰しにきました。

昼間は通常の勤務をして,夜家に帰ってからATLAS関連のミーティングというのは,ある意味ATLASグループの人間にとっては通常通りです。ただ,これを毎日は繰り返せませんから,自分で参加するミーティングをコントロールします。しかし,今回のように外部委員会だとピンポイントで日時を指定されるので自分でコントロールのしようがありません。自分がやってるATLASだったら元々海外でやってる実験ですから,夜中のミーティングは仕方ないのですが,日本で実験をやってるのに,昼間は通常通りの研究活動をこなし,夜になってから海外とオンラインミーテイングというのは,相当に無理があるように思います。もしそれが続いたら,朝出勤,夜は1時2時までオンラインミーティング。これが毎日続くことになります。

いやー,オンライン会議は,コロナ感染を防ぎ,過労死を促進するためのツールなんでしょうか。

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明日からオンライン物理学会

ふと気づくと,明日からオンライン物理学会です。あ,物性は先週で,素粒子原子核宇宙分野が今週です。さらに,ふと気づくと,非常に久しぶりに学会で自分のトークがあることに気づき,相当慌てて準備を始めました。。

しかし,通常だと学会に参加するときは出張になり,基本的には会場に1日中いることになりますが,今回はオンラインのため日常の業務が普通に入ってしまっています。つまり,他の人の話を聞く機会がいつもの学会に比べて非常に少ないです。会場に缶詰状態なら4日間参加も可能ですが,オンラインで朝から晩まで4日間参加し続けられる人ってどれだけいるんでしょうか。しかも学会で重要なのは,休憩時間に普段会えない色々な人から話を聞くことですが,それも当然なし。これでいいのか学会??

せっかく準備をしても,話を聞いてくれる人がいないと寂しいですし,ギャグを言ってもみなさんミュートなので反応はわからないし,やる気が盛り上がってきません。

修士の学生は,1年の秋はまだ研究を始めたばかりで学会発表はなし。その次の学会からトークをする人が多いのではないかと勝手に推測します。すると今M2の人は,最初の秋はスキップ,次の春は学会なし(スライドの準備だけさせられる),今回はオンラインとなって,今のところ本当の学会に参加する機会がないままです。ぜひに,次の春学会は通常開催していただきたい。

と言っても,学会だけでなく,大学の姿勢がひどくて,多くの大学で学生の出張を厳しく制限しています。今のような状態だと学会をやる意味がなくなってしまいます。素粒子原子核分野に特有の問題かもしれませんが,研究現場である研究所に行けないと教育を受ける機会を大幅に失います。アメリカでは対面の授業がなくて授業料の対価に見合わないと大学を訴える学生がいるそうですが,研究現場に行けなくて研究が滞っている学生も多くいるはずです。海外出張はおろか,国内出張を認めていない,あるいは障壁を大きくしてなかなか出張させない大学もあり,私たちATLASグループもそれなりの影響を受けています。これでいいのか大学??

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